自公が連立を組んで、今年で15年になります。
本書は、創価学会や公明党と自民党との関係はどのようなものかを具体的な事実にそくして明らかにし、秘められた裏の姿に光を当てています。
公明党・創価学会の暴露本、自民党との関係に迫った本はさまざま刊行されていますが、本書はそれらをも活用しながら、別の資料もつけ加えて全体像を明らかにしている点で、他の類書とちがった意味をもつ1冊となっています。
しかも、約150ページというコンパクトさ、読みやすい文章で書かれています。
11年前の本ですが、公明党・創価学会の“真の姿”、そして、連立を組む以前からつづいてきた自民党との“黒い関係”を浮き彫りにした本書は、いまも色あせない政治的意義のある本です。
2008年の増刷時に一定の補正をしております。
1238円+税。