労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

選挙だからこそ学習しよう─原発問題

 私たちの生命と生活を危険にさらす原発はなくさなければなりません。
 いうまでもなく、このことは、2011年3月11日の東日本大震災にともなう福島原発事故によって明らかになっています。
 しかし安倍政権は、原発を「ベースロード電源」と位置づけ、再稼働と海外輸出を推進しようとしています。
 そもそも、現在の日本は1年以上にわたって原発が稼働しておらず、その間、電力不足を起こしていません。
 国民的努力で、原発ゼロでもやっていけることをすでに証明しているのです。

 総選挙で安倍政権に審判を下し、原発推進政策をストップさせなければなりません。

 原発問題について対話できるように、以下の文献を活用して最低限のことを整理しましょう。
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*『学習の友別冊 原発ゼロ! 未来へのたたかい』
 2年前の刊行ではありますが、原発問題の根っこにある日米安保体制の問題や、超危険な原発労働の実態告発、原発ゼロ・被災地復興のとりくみ、再生可能エネルギー社会の展望など、文字どおり最低限のことがコンパクトに整理されており、対話活動に活用しやすい構成です。
 
 
 
 
 
 
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『学習の友』編集部編/樋口健二・渡辺博之・斉藤征二 著 『「最先端技術の粋をつくした原発」を支える労働』
 前近代的で無法な原発労働の実態を告発しています。
 原発労働の実態をよりくわしく、だけどなるべく簡潔に、という方にオススメです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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労働者教育協会編『これでいいのか日米安保』
 原発日米安保体制については先ほどの『原発ゼロ! 未来へのたたかい』でも言及されていますが、本書でも独立項目を設けて、数ページで展開しています。
 原発部分の内容は前者とほぼ同じですが、日米安保体制のしくみや歴史、安保をなくすたたかい、ポスト安保のことと合わせて学習すれば、原発ゼロにむけての根本問題を深く理解できます。