勤通大を学習して未来を切りひらこう！
勤労者通信大学学長 山田敬男
岸田政権のもとで、日米同盟の侵略的強化をめざした大軍拡が強行され、憲法九条との矛盾が限界を超え、明文改憲の危険性がかつてなく高まっています。
昨年末の「安保三文書」で相手国を直接攻撃できる「敵基地攻撃能力」の保有を打ちだし、集団的自衛権の行使によって、アメリカに従い、北東アジアで戦争をしかける危険性が現実のものになっています。
そしてこの大軍拡ととどまることのない物価高騰によって国民生活が急速に悪化しています。
深刻なことは、「失われた30年」といわれる日本経済の長期にわたる停滞・衰退による生活困難がベースにあることです。
日本は成長がとまり、賃金が上がらない世界で特異な国になっています。
いま、戦争の準備をやめさせ、大幅賃上げや消費税減税、社会保障の充実など生活の根本的な改善にむけて政治を大きく変えていくためには、「市民と野党の共闘」を大事にし、その再構築をめざさなければなりません。
そのためには、この「共闘」を推進しようとする社会的勢力（政党、労働組合、民主諸団体、市民団体など）の組織強化や運動のひろがりが決定的に重要です。
職場、地域で憲法を語り、政治と社会の変革を語れる活動家がもとめられています。
勤労者通信大学は、３つのコースをつうじて、「ものの見方・考え方」「社会や資本主義経済のしくみ」「現代社会と社会変革の道すじ」「労働組合運動の発展の法則」などを学びます。
それぞれの運動での飛躍をつくり、私たちの展望する未来を切りひらくため、勤労者通信大学でご一緒に学びましょう。
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