第61回学習組織全国連絡会議 - 労働者教育協会のブログ

　１月28日（土）から29日（日）にかけて、第61回学習組織全国連絡会議を開催しました。

　岸田政権による戦後の安保政策の転換＝大軍拡、改憲の動きの強まり、物価高のもとでの国民春闘という情勢をふまえ、それらの運動に寄与できるような活動を展開していくために、都道府県学習組織と労働者教育協会の現状を確認・交流しつつ、さらには、昨年の労教協創立70周年を期して発表した新「提言」と「70年」を力に2020年代の運動発展をめざして、現状をふまえつつ何ができるが、何をしていくべきかについても意見交換しました。

　討論・交流の前に、労教協常任理事でもある長尾ゆりさん（関西勤労協副会長、前全労連副議長）に、「『もやもや』から『声を上げて変える』へ　ジャンプを応援する学習活動」と題して講演していただきました。

　ご自身の教師活動をつうじての経験、近年の講師活動をつうじて感じていることを軸に、とくにジェンダー平等の重要性、それが民主主義の発展にとってもつ意味が強調され、参加者に大きな刺激を与えました。