本日、書店に並ぶ公式の発売日となりますので、『学習の友』2021年12月号について紹介します。
今月号の特集タイトルは「コロナ禍を乗り越える春闘のために」です。
本格的な春闘むけ特集は2月号からになりますが、春闘準備がはじまるこの時期に、考えるべき問題のいくつかをとりあげています。
以下、特集扉(13頁)より転載。
残念ながら、総選挙は自公与党が過半数を維持、立憲野党は議席を減らす結果となりました。
しかし、野党統一候補の選挙区での勝利数増、惜敗率80%以上や1万票差以内など大接戦の選挙区も多くみられ、その意味では互角のたたかいともいえます。
岸田政権も選挙前から所得倍増や生活向上を口にせざるを得ないほど、国民の政治をみる目は厳しくなってきています。
こうした国民の思いを真に活かすためにも、本特集を活用して春闘準備を本格化させましょう。
先月号の最賃・賃金の特集に示されるような前向きな動きを活かして、本格的な生活再建につなげていくたたかいを展開したいものです。
以下、編集後記です。
【編集後記】
総選挙の結果にたいし、かなり複雑な心境をおもちの読者も多いことと思います。
自公与党が過半数を維持し、維新もふくめると改憲勢力が3分の2を占め、野党共闘側は議席を減らしたのですから、無理もありません。
たしかに、選挙はいわば議席の分捕り合戦ですから、獲得議席数が最も基本的な評価のバロメーターです。
同時に、小選挙区や比例のブロック分割などによる得票数と議席数のギャップをふまえ、実際の力関係がどうなっているかを正確にとらえるための分析が重要です。
その点で、五十嵐仁さんにご寄稿いただいた速報的な記事は、議論の出発点となるいくつかの重要な事実が示されていますので、ぜひご味読ください。
春闘の準備がはじまります。
総選挙結果の分析もふまえつつ、新たな前進を勝ちとるために、本誌も寄与したいと思います。 〈Y〉
ぜひ活用・普及をお願い致します。
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