『学習の友』2018年4月号を刊行しました。
表紙と目次を掲載します。
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労働組合があればできることは何でしょうか。
今月号特集ではそれを考えます。
まず組合に加入して間もないみなさんに、「私にとって労働組合はどんな存在か」をつづってもらいました。
「相談すれば仲間が助けてくれる」「学校を超えたつながりや学ぶ場があり、1人ではないと思える」「つながっていくことが大事だと気づかされた」
次に、組合活動を実践してきた職場の役員のみなさんに、「働組合でかちとったものを紹介していただきました。
要求を真正面からかかげて仲間を増やすことで、労働組合の可能性はさらにひろがります。
労働組合があれば、職場や労働条件をより良いものに変えていけます。
労働者にとってなくてはならない労働組合を、みんなで力を合わせてひろげていきたいものです。
3月も半ばにさしかかり、今年もメーデーの準備が本格化しつつあります。
「労働者・労働組合のための『資本論』入門」(岩橋祐治)、「戦後日本の労働組合運動の歩み」(山田敬男)、「安倍9条改憲に立ち向かう」(今回は小林武さん)「労働運動情報」(高木光)、「憲法まちかど対話」(長尾ゆり)、「海のむこう」(布施恵輔)、「あったかほっこりの労働運動」(原冨悟)、「自然と人間の共生」(杉井静子)、「思わず線を引いた文章」(今回は岩崎勇さん)、「ちょっとだけサイエンス」(前田利夫)、小説「靴底の傷み」(東喜啓)など、各種連載講座・連載読みものも好評です。
《“抵抗”と“建設”の闘いをむすびつけた新しい労働運動の集約点が国民春闘でもあったのです。その意味で、賃金春闘から国民春闘への転換は不可避でした。国民春闘への発展は、戦後日本の労働運動の企業内主義、経済主義という歴史的な問題点の克服の可能性を生み出していたといえます。》
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