2017神奈川県学習交流集会 - 労働者教育協会のブログ

　2017年12月３日、「2017神奈川県学習交流集会」（県学習協を事務局とする実行委員会主催。神奈川労連も協賛）が横浜市従会館にて開催され、56人が参加しました。
　県学習協では７月の常任理事会で、今秋から年末にかけて「憲法学習」大運動の方針を確認していますが、この集会もその具体化の一環といえます。

　全体会では、実行委員長の福田裕行さん（神奈川労連議長）が開会あいさつをしました。
　つづいて、弁護士の岡田尚さん（９条かながわの会事務局長）が「総選挙の結果をどう見て改憲阻止へどう闘うか」と題して講演しました。

　岡田さんは、選挙結果の２側面（①自公で３分の２超、②立憲民主・共産・社民の３党合計が大幅増）の両方をきちんと押さえることが大事だと強調したうえで、いわゆる「自衛隊明記」論の本質、安倍改憲の流れなどを改憲阻止にむけて押さえておくべき情勢のポイントを整理し、護憲的改憲論との対話など実践的学習会の重要性を訴えました。

　その後の４つの分科会では、憲法の条文（９条、24条、25条、27・28条）にそくして、改憲を阻止し、憲法を活かす活動をどうすすめるかを学び、交流しました。

　神奈川の《「憲法学習」大運動》と同様に労働者教育協会でも、「憲法大学習運動」を提起し推進しています（ゴールは2018年10月開催予定の全国学習交流集会in長野）。
　神奈川の経験とも交流・連携しつつ、改憲阻止のために、この「憲法大学習運動」をなんとしても成功させたいと思います。　　〈Ｙ〉

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