『学習の友』2017年8月号を刊行しました。
表紙と目次を掲載します。
今月号の特集は、「自由と民主主義を求める不断の努力─戦前日本社会の教訓と監視社会化との闘い」です。
本特集は、そのような思いを込めて企画しました。
本特集は2部構成になっています。
「その1」として、「戦前の日本社会の経験と教訓」を扱っています。
大日方純夫さん(早稲田大学教授)による「戦前・戦中の日本社会はどういうものだったか」は、とてもわかりやすく整理されておりますが、『学習の友』にも何度か登場していただいたことがあり、毎回好評をいただいております。
大日方論文で全体の整理したうえで、具体的な事例として、本特集では4つの問題をとりあげています。
4つの問題ともに、共謀罪など監視社会化がすすむ現在との一定の共通性が語られており、とても参考になります。
「その2」として、「現代の政治社会状況を考える」として、「その1」との対比で、こちらも総論的論文と4つのレポートでまとめています。
教育学者の立場から、子どものときから「物言えぬ」状況にさらされ、表現の自由が侵されてしまう状況から脱却する手がかりを提供してくれています。
4つのレポートは、国家公務員、教員、テレビ報道、自衛隊国民監視差止訴訟をとりあげ、それぞれ最前線の立場から発言していただいております。
関連して、特集外にはなりますが、都議選結果をふまえた政治評論として、五十嵐仁さん(法政大学名誉教授)に「共謀罪、『森友』『加計』学園疑惑国会の総括と今後の課題」をご執筆いただきました。
直近の情勢学習に最適です。
好評のうちに4月号で連載を終了した小説「一番星みつけた」。
全日赤大津労働組合の中小路貴子さんと著者の橘あおいさんとの往復書簡を掲載しました。
著者からは、新作への決意も語られております。
各方面から注目されている山田敬男会長による連載講座「戦後日本の労働組合運動の歩み」をはじめとして、「憲法まちかど対話」(長尾ゆり・全労連副議長)、「働く者の基本的な権利」(岩橋祐治・全労連副議長、労教協副会長、社会保険労務士)、「海のむこう」(布施恵輔・全労連国際局長)、「自然と人間の共生」(杉井静子・労教協副会長、弁護士)など、各種連載ものも好評です。
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