『学習の友』2017年４月号
『学習の友』2017年４月号を刊行しました。
表紙と目次を掲載します。
今月号の特集は、「労働組合を語る力をつける」です。
春闘時期の連続特集、第３弾組織拡大特集の第２弾です。
まずは各方面からの手記・報告が、具体的で役にたつし、共感できる面も多々あるかと思います。
そして何よりも、「組織拡大のための想定問答集」は、「こんなのが欲しかった！」っていう方、けっこういらっしゃるのではないかと思います。
あくまでも回答者個人の考え方であり、必ずしも答え方は１つではありませんが、どのように答えるにしても、一定の共通性があることでしょう。
全労連の仲野智さんが語っているように、「大切なのは『自分の言葉で語る』ようになること」「すべての組合員が組織拡大への一歩を踏み出せるようになること」ですから、問答集を参考に、「自分だったら、こう答えてみよう」というものを鍛えられるといいですね。
組織拡大のさいにおさえておくべきは、やはり「労働組合とは何か」という点ですが、原冨悟さん、妹尾典彦さん、岡田尚さんが、組織拡大を意識しながら、こうした基本に立ち返る論文を書かれていますので、読み合わせ学習などで活用されるといいでしょう。
冒頭のカラーページには、全労連女性部の大西玲子事務局長に、「女性も男性も、仕事も生活も大切に、笑顔で働ける職場に」をよせていただきました。
要求づくりの基本となる内容ですので、こちらもぜひご活用ください。
「現代を生きる基礎理論」「憲法まちかど対話」「働く者の基本的権利」「労働運動情報」「海のむこう」など各種連載講座も好評です。
今月から連載がもう１つ増えました。
杉井静子副会長（弁護士）による「自然と人間の共生」です。
１ページもので気軽に読めます。
好評だった連載小説「一番星みつけた」は今月号で最終回となります。
感想を募集します（奥付に要項を掲載）ので、ぜひドシドシおよせください。
ぜひ活用・普及を！
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