2016年度勤労者通信大学の各コースの特徴は、すでに本ブログで紹介しています(こちら)。
情勢と運動の方向を意識して、それぞれのコースの“売り”を簡潔にいいなおすと、以下のようになるかと思います。
憲法コース学習で2000万署名成功の対話力を鍛えよう!
基礎コースを学習して社会変革の基礎理論を身につけ、「新しい政府」づくりのための分厚い“敷布団”=活動家集団の一翼に!
わくわく講座からの継続学習、発展学習として労働組合コースを受講し、役員・活動家としての力量をつけよう!
基礎コースを学習して社会変革の基礎理論を身につけ、「新しい政府」づくりのための分厚い“敷布団”=活動家集団の一翼に!
わくわく講座からの継続学習、発展学習として労働組合コースを受講し、役員・活動家としての力量をつけよう!
今日は、憲法コースと2000万署名成功について書きます。
社会運動の当面する最重点課題は、なんといっても戦争法廃止・憲法擁護の2000万署名の成功でしょう。
数ヵ月で2000万を実現するためには、多くの人がこの活動に参加すると同時に、1人ひとりの参加者が戦争法・憲法についての学習を深め、丁寧に説得していくための“対話力”を高めることが必要不可欠です。
小手先だけの学習では、本当の力にはなりません。
対話で相手を説得するためには、じっくりと腰を据えた学習が避けてとおれないでしょう。
仕事に活動に私生活に、とにかく忙しく、学習どころではない!という声も聞こえてきそうです。
しかし、ただ闇雲に動き回るだけでは間に合わないくらい、2000万という数はとてつもなく大きな数字です。
対話をつうじて納得してもらって、署名させるだけでなく、今度は署名してもらった人にも署名を集める人になってもらうことが大切です。
運動を強く大きくするには、ただ1人ひとりががんばるだけでなく、がんばる人を増やす努力を同時並行ですすめていく必要です。
つまり、組織者を組織する、ということです。
2000万という数字を実現するためには、活動参加者が日々研鑽して“実利獲得力”を着実に伸ばすことと、活動参加者を増やすことを結びつけていく必要があります。
かつて1954年3月のビキニ事件を契機にひろがった原水爆禁止署名運動は、1年余で3000万余の署名を集めました。
5月に原水爆禁止署名杉並協議会が発足して、全国的な署名運動が本格的に展開するようになりますが、このときはその5ヵ月後の10月に2000万を超すというペースでした。
ピーク時は1日15万人程度が署名するという超ハイペースです。
2000万署名成功のためにも、いまこそ原水爆禁止運動から教訓を学びとる必要があります。
じっくりと1人ひとりが力をつけながら、署名だけでなく署名活動参加者を増やす活動を意識的に強めていくために、腰を据えた学習をこの活動のなかにきちんと位置づけることが、いまこそ大切だと思います。
ぜひ多くの受講を!
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