●80名の仲間と学び交流
開会・地元からのあいさつの後は、労働者教育協会会長で現代史家山田敬男さんからの問題提起「日本の近現代史の真実と向き合う-『過去の克服』をめざして」があり、その後は8つのグループに分かれての分散討論。参加者の方からの感想を紹介します。
●初めて知ることが多くあった
戦前の日本について初めて知ることが多くありました。日本帝国と日清・日露戦争のお話は「日本の資本主義は最初から国家と癒着している」ということが印象に残りました。日本の産業発達した経過の背後には他国を支配しようとする日本とその犠牲になったもの、お金の動きが大きくあることを学びました。そこを見ないで70年談話は“勇気づけた”としていることに怒りを感じています。(島根から参加)
●地元島根の料理で交流
分散討論の後は、夕食を兼ねた交流会。宿泊者
だけでなく島根の方も大勢参加してくれました。
当初は2時間の交流会でしたが、島根の方のご尽力でプラス1時間の交流ができました。
●積み重ねていくことが大切
2日目の問題提起は、関西勤労協事務局次長の楠田マミさん「学びの力は無限大∞―学習教育運動ってすごい」
参加者の方の感想を紹介します。
●積み重ねていくことが大切!
楠田さんの話は分かりやすくてとても良かったです。基礎理論学習は初歩学習じゃない、積み重ねていくことが大切だと改めて確認できました。科学的社会主義の本を読まないと! (岡山から参加)
●職場の学習会でもやりたい
自分自身のいまの思考の基礎をつくっているのはやはり科学的社会主義との出会いにより、ものの見方、考え方、経済の仕組みを(浅くですが)学んだことだなと思います。ですが、学習企画として、憲法、安保、その他社会情勢をテーマに開くことはあっても、基礎理論をしっかり学ぶという企画は立てていません。職場=仕事上の学習会に組み込めないだろうかと思いました。(山口から参加)
問題提起の後に、島根の橘さんと愛媛の稲葉さんから実践報告をしてもらいました。
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●大切さと楽しさを実感
仲間と学習することの大切さ、楽しさをあらためて実感しました。自分の職場だけでなく他県の仲間との交流もできとても力をもらいました。学習することを継続していくことの大事さを実感しました。一人で学ぶことも大事ですが、仲間と共有しながら学ぶ方が大きな力になると思います。早速職場に帰って実行したいです。(高知から参加)
2日通じて学習の大切さを実感するセミナーだった。2つの問題提起とも他では学べないような講義でとても良かった。これから基礎理論を土台にしっかりと勉強し、労働学校などで勉強していきたい。山田さんが最後に言われた行動する知性派として活動していきたい。(島根の方)
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安倍戦犯内閣打倒!