『経済』2015年9月号に、日朝協会編『日本と韓国・朝鮮─平和と友好をめざして』の紹介が掲載されました。
編集部のご厚意により、本ブログにも掲載致します。
なお掲載にあたって、センテンスごとに改行、パラグラフごとに1行アキ、一部の漢字をひらがなにあらためました。
編集部のご厚意により、本ブログにも掲載致します。
なお掲載にあたって、センテンスごとに改行、パラグラフごとに1行アキ、一部の漢字をひらがなにあらためました。
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編者の日朝協会は、朝鮮戦争反対運動のなかで1955年に結成され、今年で60周年。
会は、日本、朝鮮両民族の理解と有効を深める日本国民としての自主的立場を原則とする。
今年は、日韓条約締結から50周年でもあるが、両国関係は「良好とはいえない」し、北朝鮮とは国交すらない(石橋会長)。
本書は、歴史学者、協会関係者、友好運動関係者ら十数名が共同執筆。
歴史学者の井口和起氏は、近代日本の朝鮮支配を肯定する日本支配層の根深い考えを日韓交渉での「久保田発言」を紹介しながら、きびしく批判。
「慰安婦」、ヘイトスピーチ問題など課題は多いが、本書には、草の根の文化交流、労働・農民、市民運動など、多様で豊かな友好運動も紹介されている。
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