労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

基礎理論学習=筋トレ?─基礎コースの魅力を語る2

 今回の文章も、4年ほど前に掲載したものを少イメージ 1し修正したものです。

 1月23日にも同じテーマで書き込みました。
あのとき紹介した言葉もふくめて、数年前に、基礎コースをどうやって押しだすかをあらためて考え直そうと思い、何人かの学習活動家や熱心な受講生、組合幹部などに話を聞いたことがあります。


 今回は、そのとき聞いたもののなかで、とくにおもしろかったものを1つ紹介します。

 「ものの見方・考え方などの基礎理論を学ぶのは筋トレして基礎体力をつけるようなもの。基礎理論をしっかり学習している活動家は行き当たりばったりにならず展望を持っており、魅力的だ」(R・Hさん─広島県労働者学習協議会常任理事)

 「基礎理論学習=筋トレ」というたとえは、なかなかよくできていると思います。
私は10年ぐらい、ほぼ毎日のように割と簡単な筋トレをつづけているので、とくによくわかります。

 筋肉って、使わないとほんとに弱くなる、衰えるんですよね。。。
筋トレを3日もサボると、再開したときに前よりきつくなってるのがハッキリします。
しかし同時に、筋肉は、鍛えれば鍛えるほど効果があります。

 基礎理論学習にもかなりの程度、つうずるものがあります。

 注意しなきゃいけないのは、筋トレならある程度は1人でも可能です。
しかし、基礎理論学習は、なかなかそうはいかない。

 いきなり独習にとりかかれる人は、一定程度、学習の訓練が積まれている方でしょう。
チューター・助言者がつく学習会のなかで集団的に討論し、そのことをつうじて、少しずつ、独習ができるだけの蓄積をつくっていく必要があるように思います。

 まあ筋トレの場合も、本格的にやるのであれば、トレーナーについてもらう必要がありますがね。

 学習教育運動は歴史的に集団学習と独習の結合を重視してきました。
学習者の到達度に応じた集団学習や独習ができるような環境づくりこそが、学習教育運動にもとめられる重要な課題なのだと思います。 

 1月24日にも『しんぶん赤旗』に広告が掲載されました。

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