労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

核兵器も戦争もない世の中を展望する「科学の目」をきたえるために、ぜひ勤労者通信大学基礎コースの受講を!

 今年は戦後70年・被爆70年です。
8月前後を中心に、戦争や平和にかかわるさまざまな動きが予想されます。

 安倍首相も「新談話」をだすといっていますが、「河野談話」や「村山談話」の精神を否定するような内容になることでしょう。


 5月にはNPT再検討会議があり、核兵器廃絶にむけた運動も新たな局面をきりひらくチャンスを迎えようとしています。

 日本の過去の侵略戦争の歴史をきちんと学び、正確な歴史認識をふまえた運動の展開が、いまあらためてもとめられています。

 戦争が起こされる原因を見抜き、核兵器も戦争もないイメージ 1世の中を展望する「科学の目」をきたえるために、ぜひ勤労者通信大学基礎コースの受講を!

 科学的社会主義が示す未来社会への道すじは、まさしく「核兵器も戦争もない世の中」を実現していく道すじそのものです。

 人間は、なんらかのかたちで社会にかかわって生きています。
社会とは、人間関係の総体です。
逆をいうと、社会にかかわらないと、人間は「人間」として生きていくことができない(無人島で、「ヒト」という野生動物として生きていくなら別ですが)。

 核兵器をつくるのも、戦争をするのも人間です。
それならば、核兵器をつくるのも、戦争をするのも、社会のしくみそのものに起因していると考えざるをえません。

 自然災害とちがい、人間のすることであるならば、人間自身の力で制御できるはずです。
核兵器廃絶や戦争根絶を倫理的に叫ぶだけでなく、社会のしくみから核兵器や戦争という選択肢を徹底して排除すること。
科学的社会主義は、社会のしくみとその歴史をふまえ、人間が真に人間らしく生きられる社会のあり方とその実現の方向性を示しています。

 ぜひ勤通大基礎コースを受講して、「核兵器も戦争もない世の中」を実現する活動への確信をつかんでもらいたいと思います。 〈Y〉