千葉では第1回スクーリングが4月29日にひらかれています。千葉県学習協の野口宏会長(憲法コース教科委員)が講師をつとめ、15人が参加しています。
広島自治労連では労組コーススクーリングがスタートし、第1回目(4月25日)には31人が参加。担当のHさんは、「全員卒業できるよう、がんばります」と抱負を語りました。
JMIU兵庫地本では、4月6日の支部代表者会議の冒頭に憲法連続学習会の第1回目がひらかれました。
勤通大「憲法コース」の受講生が12人になり、憲法を日常活動に生かすためにはグループ学習で意見をたたかわせながら学ぶことが必要と企画されました。学習会は、毎月1回のテンポでひらかれ、講義30分、討論30分。講義の後、全員が1分間で自分の疑問や意見を発表しあい、討論します。
この日は、岩佐地本委員長が勤通大「憲法コース」テキストの「はじめに」の章と憲法の基本原理などの1章を講義しました。「憲法が身近なものになっていない」という発言に、関西エンジニアリング支部の西島さんは「南米にコスタリカという小さな国がある。コスタリカでは、1ドルか2ドルのわずかな費用で、国民誰でもが政府のこの行為は憲法違反ではないのかと訴訟する権利が保障されている。大統領がアメリカのいうままにイラクに派兵をきめた。1人の高校生が憲法違反だと訴えた。裁判所はそれを認め、コスタリカはイラクに派兵しなかった。国民だれでもが自分の生活を憲法に照らして考え、行動する。そうした運動、制度が大事だ」とのべました。
「北朝鮮の核やミサイルの脅しは、無防備で防げるか」と、多くの国民が不安に思っているテーマについても議論になりました。(『金属労働新聞』2013年4月20日付より)。