先ほど、運動における「敷き布団」(「土台」あるいは「縁の下の力もち」)の話を紹介しました。
戦争法案反対のたたかいが広範囲にひろがっていますが、とりくみが増えているだけに、「学習よりも実践」、あるいは、学習するにしても当面必要なことを最小限、といった雰囲気もみられます。
戦争法案反対のたたかいが広範囲にひろがっていますが、とりくみが増えているだけに、「学習よりも実践」、あるいは、学習するにしても当面必要なことを最小限、といった雰囲気もみられます。
仕事も活動もますます忙しくなるのですから、それに加えて学習も、となると、なかなか厳しい、というのは昔から変わらないと思います。
しかし、そういうときだからこそ、学習と実践を結びつける姿勢と努力が大切です。
学習も当面必要なことばかりでなく、強固な「敷き布団」をつくる役割をはたす「活動家」集団を育てるための「そもそも論」的な学習をひろげないと、たたかいのひろがりは打ち上げ花火のように一過性のものになりかねません。
この間、7月23日付で山田会長名のアピールを各方面に送るなど、憲法コースを中心に、あらためて勤通大受講をひろげていくための呼びかけを強めています。
受講をよびかけようと思っても、申込書がすでになくなっている組織もあります。
要な組織に送りますので、ご連絡をください。
ご協力をお願いします。
それぞれの地域で、1人でも2人でもと「学習の輪をひろげよう」と奮闘してくださる方々が勤通大をひろげてくれています。
全国一般茨城地本書記長の川上澄さんから、「私と同じ職場で、座席がとなりの女性に受講を勧めていましたが、ようやく憲法コースの受講を決意していただきました」とのメールをもらいました。
長野・上伊那地域でもそれぞれ職場のちがう20~30代の女性5人(チューターふくむ)が、喫茶店での憲法コース学習会をスタートさせています。
また、千葉県野田市のKさんは、緊迫した情勢のなかで学習の重要性を再認識して基礎コース受講を決意し、地域の仲間を誘って4人で月2回の学習会を4月からつづけています。
戦争法案反対はもちろんですが、安倍政権がはやければ来年夏にも明文改憲の国民投票実施という壊憲スケジュールを想定していますから、そこまでみとおしてたたかうことが大切です。
運動の前進にむけて、勤通大各コース、とくに憲法を「そもそも論」から学べる憲法コースを大いにひろげましょう。
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