安保問題のテキスト的な本を出版する準備をすすめています。
労働者教育協会編『21世紀の日米安保』(仮題)です。
80年代や90年代に『安保のすべて』『安保問題のすべて』という本を出版し、安保学習に一定の貢献をしてきました。
今回の出版企画は、これまでの総学習運動の成果をひきつぎ、安保の弊害がさまざまな角度からわかりやすくなってきている状況のもと、21世紀ヴァージョンの決定版テキストをつくろうという意気込みで準備をすすめています。
構成予定は以下のとおりです。
*論文ではなく、資料・図表類を多用し、ビジュアルでわかりやすい文章のものに
*章・節のタイトルはすべて仮題
②日米安保の足どり
2 日米安保体制のしくみ
3 沖縄と基地問題
①沖縄問題の歴史
②沖縄基地問題の現在とこれから
②日米安保と“脅威論”
③日米安保と抑止力論
5 日米安保と日本国民のたたかい
①旧安保とのたたかい
②60年安保闘争
③60-70年代のたたかい
④80年代のたたかい
⑤90年代から今日までのたたかい
6 非核非同盟の日本とこれからのアジア
①安保条約の廃棄と日本の未来
②平和の地域共同体と軍事同盟
このほかに、コラムや学習のポイント、話し合ってみようコーナーなどを盛り込む予定です。
とくに2のしくみのところで、あえて原発問題を1つの柱にしようというのは、目玉の1つになると考えています。