教育理論委員会主催の「復興・原発問題連続研究会」の3回目(最終回)を昨日、開催し、16人が参加しました。
報告の柱は、以下の5点です。
①「3.11東日本大震災&フクシマ原発震災」をどう受け止めるか
②欧州にみる「脱原発」への動きとその背景・実情をどうみるか
③再生可能(自然)エネルギー・シフトをどう考えるか─ポテンシャルとリアリティ─
④「地球温暖化」問題との関係をどう考えるか
⑤これからの時代の新しいエネルギー・システムをどうめざすか
報告内容は多岐にわたっておりましたが、一番の核心である再生可能(自然)エネルギーへの転換の可能性と現実性についても、具体的に資料やデータを示して語られましたので、参加者はかなり興味をひかれておりました。
また、「再生可能」というのは訳として不適切であり、「更新可能」と訳すのが適切ではないかとか、「自然」というのも化石燃料などがふくまれてしまうため、再生可能エネルギー=自然エネルギーというのも厳密にいうと不正確だとの指摘もありました。
教育理論委員会主催の研究会は、来月より「『福祉国家』についての研究会」(全3回)を開催します。
震災のため中断していたものを再開し、2回分を追加しました。
3回の予定は以下のとおりです(テーマはいずれも仮題)。
会場はいずれも全労連会館3階304・305号室です。