8月27日(土)午後、千葉県学習協会の主催で、「提言『2010年代の大衆的学習運動の発展のために』を学ぶ」と題した学習会がひらかれ、20人が参加しました。
「提言─2010年代の大衆的学習教育運動の発展のために」とは、労働者教育協会が来年60周年を迎えるにあたって、運動の原点を再確認し、2010年代を展望した新たな運動のあり方を儀臨していくために作成したもので、今年6月の総会で第2次案を発表しています。
来年の総会で確定させる予定で議論をすすめています。
千葉の学習会は、この「提言」(第2次案)を真っ正面からとりあげるもので、全国的にも先駆的なとりくみといえます。
「提言」作成の責任者である労教協の山田敬男会長が、「提言」の内容解説と趣旨説明をおこない、それを受けて活発な討議がなされました。
討論では、「連合系の組合での学習教育がどうなっているのか」という質問がだされたり、思想と文化のたたかいの一翼を占める学習教育運動をどうきりひらいていくかについて若干の意見交換がなされました。
討論のあとは経験交流ということで、千葉土建主婦の会による『学習の友』読み合わせ学習会のとりくみ(『学習の友』9月号にも記事が載っています)、千葉県商連での勤通大憲法コース集団学習のとりくみが紹介されました。
学習会の最後に、学習協の見沢事務局長から、学習教育運動セミナー(栃木会場)への参加、『学習の友』の活用・普及などの訴えがなされました。
終了後は山田会長を囲んでの交流会がひらかれ、10人が参加。
その場で学習協入会者がでるなど、たいへん有意義な1日となりました。