『学習の友』2019年8月号が完成し、本日到着しました。
表紙と目次を掲載します。
今月号の特集タイトルは「労働者、労働組合が元気なら戦争はおこらない」。
8月恒例の戦争と平和を考える特集です。
労働者や労働組合は平和とどんな関係があるのでしょうか。
近代の戦争は、労働者、国民の強力なしにはおこなえません。
第1次世界大戦で未曾有の犠牲者をだした人類は、ILO(国際労働機関)を設立し、まともな労働条件の確保など社会正義の実現によって平和をたしかなものにしようとしました。
日本はその後ILOを脱退して、アジア太平洋戦争に突入し、戦争遂行のために労働者、国民を総動員しました。
あらゆる産業の労働者が動員、協力させられました。
そのなかで労働組合は、弾圧誰、最終的には解散させられました。
代わりに労働者を監視し、戦争に動員する組織がつくられました。
労働者の暮らしが豊かで、自由にものをいえてこそ、平和な社会がつづくのではないか。
今月の特集テーマはこれです。
「憲法まちかど対話」(長尾ゆり)、「労働運動情報」(高木光)、「あったかほっこりの労働運動」(原冨悟)、「自然と人間の共生」(杉井静子)、「ちょっとだけサイエンス」(前田利夫)、「科学的社会主義の古典を読もう」(第8回、『賃金、価格および利潤』の5回目、二見伸吾さん)、「ぶらり、時間散歩」(長久啓太)、「しなやかにいきいきと─労組の女性のとりくみ」(今回は山本乃里子さん、第5回)、「かがやいています」(今回は北海道勤医労の石崎龍之介さん)など、各種連載講座・連載読みものも好評です。
ぜひ活用・普及をお願い致します。
ご注文・お問い合わせ・学習相談は下記まで。
**********
2019年度勤労者通信大学受講生募集中!
安倍政権打倒の歴史的チャンス!
市民と野党の共闘にもとづく民主的政権が実現すれば、諸要求を実現する客観的条件としてきわめて重要な意味をもちます。
学びつつたたかい、たたかいつつ学ぼう!
受講申込・資料請求・お問い合わせは下記まで。
**********
『変えてはいけない憲法9条』好評発売中!
**********
『憲法問題学習資料集⑦』好評発売中!