県労連主催の入門コーススクーリングで話がはずむ!
富山民医労書記長
新保京子
富山県労連では、全労連わくわく講座と勤労者通信大学入門コースのスクーリングを開催しています。6月12日の開講式のあと、7月10日に第1回学習会を開催。入門コースには、建交労1人、民医労6人が集まりました。講師は高野県労連事務局長で、テキストの前半。マルクス・エンゲルスの若いころのお話・世界史から始まり、趣味の謡曲の話なども。主に2つのことを学びました。
②商品とは何か。商品の価値の大きさは、必要労働時間ではかる。労働力も商品となる。賃金は労働力の価値で、社会的な水準は、資本家と労働者のせめぎ合いの中で歴史的、社会的に変化しながらつくられていく。資本は永遠に膨張していく宿命がある(どんな良心的な資本家でも)。
参加者からは、「弁証法という言葉を初めて聞いた」「よくしゃべる明るい人と、おとなしい人のペアで仕事をすると意外とよい仕事ができる、それも弁証法か」「ものの値段がどうやって決まるのか昔から疑問だった」「自動車をつくる製造業のような産業なら、もうけをいっぱい出せば、賃金が上がる可能性もあるが、医療はもうけてはだめだし、診療報酬介護報酬や法律によってぎゅうぎゅうにされ、賃金が上がる可能性が少ないのではないか」など討議になりました。病院や自治体労働者の仕事は、もうけの対象にしてはいけない分野だから、国が考えていかなければいけないよねと確認し合いました。また「品物の価格ってあってないようなものだな」「産業の空洞化で自分達中小企業の労働者もそのうち、仕事がなくなるのでは……」と話がはずみました。
※『勤通大2018年推進ニュース』№28(2018年8月8日)より。
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