５年前につくったパンフレットですが、まだまだ活用していくべきものだと思いますので、あらためて紹介します。
本パンフ、労働者教育協会編刊『いっしょに学び未来を語ろう─学習教育運動の魅力を紹介します』（2012年10月）は、同年５月の第52回総会にて報告・確認をした、常任理事会としての問題提起の文書「2010年代の大衆的学習教育運動の発展のために」（通称「提言」）をもとに、学習教育運動が主にどういうことを目的として、どういう運動をしていて、その魅力はどこにあるのか、ということを、より多くの人にしってもらおうという目的で作成しました。
「提言」は、その名のとおり、2010年代以降をみとおして、厳しい現状にある学習教育運動の新たな前進を展望していくために、さまざまな教訓と課題を整理し、「会員を拘束するものでなく、これからの自由な議論の出発としての問題提起」（山田敬男「『提言』と『60年』のいくつかの特徴」『季刊 労働者教育』№146、2012年12月。ちなみに「60年」とは、「提言」と同時に発表した「労働者教育協会の60年」という文書のこと）として発表したものです。
このパンフは、「提言」の精神を多くの人にひろげるために、「提言」の趣旨をできるだけ簡潔に、わかりやすくまとめることで、学習教育運動の魅力を紹介しています。
《もくじ》
１ 学習教育運動には「人間ドラマ」が満ちあふれています
２ 学習教育運動の魅力を紹介します
３ 「階級的自覚の形成」─学習教育運動の目的
４ 科学的社会主義の基礎的理論の魅力と特徴
５ 学習教育運動はあなたの参加を待っています
「学習教育運動には多くの仲間が参加していますが、そこには、仲間との出会いや真実を学んだことのすばらしさに関わる、感動的な『ドラマ』が満ちあふれています。一言で言えば、仲間とのつながりのなかで、真実を学ぶことによって、生きることの意味を再確認し、自分の可能性を発見できる─ここに運動の魅力があるのです」（本パンフより）。
すでに運動の積極的にかかわっている方はもとより、学習教育運動にかかわりはじめている方、勤労者通信大学の受講経験者、『学習の友』読者、各地の労働学校に参加したことある人など、多くの人にお読みいただき、活用していただければと思います。
頒価200円
ご注文・お問い合わせは、労働者教育協会・学習の友社まで。
