菅野完著『日本会議の研究』(扶桑社新書)にたいして、東京地裁は6日、「裏付ける客観的な資料が存在しない。著者は男性に取材をしておらず、真実でない可能性が高い」箇所があるとして、該当部分を削除しない限り販売しないよう、版元の扶桑社に命じました。
著者のツイッターによると、削除命令された30数文字分を黒塗りしてものにさしかえて出版するそうです。
もともと、この本にたいしては、当の日本会議が刊行当初から版元に抗議し、出版差し止めを要求していました。
日本会議やその周辺の人たちからの“反撃”が強まってきた、ということかもしれませんね。 〈Y〉