勤通大運動は現在、たいへんな困難を抱えております。
とくに労働組合が全体として弱体化していることにともなって、労働組合での組織的受講が弱まっています。
労働組合の拡大・強化のためにも勤通大や『学習の友』の活用・普及がとても重要なのですが、それと同時に、「労働組合待ち」のような運動のしかたばかりでなく、個人受講の組織化を強化することがあらためて重要になっています。
そのためには労教協や学習協の会員など職場や地域の有力活動家に働きかける必要があります。
ただ、新自由主義的「構造改革」によって職場や地域に学習活動家が激減しており、現実にはそこもなかなか難しくなっています。
とくに労働組合が全体として弱体化していることにともなって、労働組合での組織的受講が弱まっています。
労働組合の拡大・強化のためにも勤通大や『学習の友』の活用・普及がとても重要なのですが、それと同時に、「労働組合待ち」のような運動のしかたばかりでなく、個人受講の組織化を強化することがあらためて重要になっています。
そのためには労教協や学習協の会員など職場や地域の有力活動家に働きかける必要があります。
ただ、新自由主義的「構造改革」によって職場や地域に学習活動家が激減しており、現実にはそこもなかなか難しくなっています。
そんななか、関西勤労協が10月からの労働学校で憲法コーステキストを使った憲法教室を開校しようと準備をすすめています。
おって関西勤労協から宣伝が具体化すると思いますが、このとりくみは、地域での個人受講者組織化促進の1つの可能性を示しているように思います(勤通大運動における労働学校方式の組み入れ→職場・地域における学習活動家の育成による運動の土台づくりにつながる可能性)。
他県での応用もふくめて、研究を深める必要があると感じています。
勤通大のテキストを使っての労働学校や講座の場合、勤通大の受講料とともに、労働学校や講座自体を運営する費用をどうまかなうのかが問題となります。
通常はテキストを買ってもらうにしても、高くてもせいぜい2000~3000円程度のものでしょうが、勤通大は受講料が10,000円以上しますから、金額だけでいえば、単純に労働学校や講座の受講料に上乗せするかたちで設定してしまうと、相当高くつくことになってしまいます。
今回の関西勤労協のとりくみでも、できるだけ安い受講料を設定できるよう、勤通大本部と相談をしているところです。
こうしたクリアすべき問題があるとはいえ、地域にこのような学習の場をつくることができれば、たとえば集団受講は組織できないが1人や2人の希望者ならいる、というような状況にも学習援助の手をさしのべる1つの条件ができることになります。
それぞれの地域の状況をふまえながら、各地でどのように応用できるか、研究・相談をすすめたいと思っています。 〈Y〉
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