労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

労働組合との懇談すすむ、会長や事務局長、事務局次長が先頭に立って!

 昨年秋以来、勤通大募集活動において、常任理事をだしている単産を中心に、綿密な打合せや懇談の場をもつようにしてきています。
 運動が大きな困難にぶつかっているもと、各労働組合における次世代育成という課題と勤通大運動を結びつけるという観点から、こうした活動に力を入れています。

 2013年度の募集でも、この方式を踏襲し、さらに深めるかたちで展開しています。
 いずれの打合せや懇談も、会長や事務局長、事務局次長が参加し、先頭に立って運動をすすめようと積極的にとりくんでいます。
 昨日でとりあえず一段落ついたので、まとめて報告します。

 まず1月8日、この日は、協会の山口毅(自治労連副委員長)、生熊茂実(JMIU委員長)の両常任理事を迎え、山田会長、吉田勤通大部長の4人が、勤通大募集について打合せしました。
 この打合せのなかで、憲法闘争と憲法学習の意義について討議し、2006年の憲法特別コース発足時の受講者名簿などの資料も示しながら、あらためて新・憲法コースを大きくひろげようと両常任理事に訴えました。
 このなかで、山口氏は、「4役でも議論しているし、大きくとりくむ」、生熊氏は、「方針を自分の責任でつくりかえる。JMIUとして、最低200人はやらないと」と決意を語ってくれました。
 生熊氏は、当日その場で、自ら新・憲法コース受講を申し込んでくれました。

 つづいて1月22日には、神奈川土建と懇談しました。
 協会から山田会長、吉田勤通大部長、高橋常任理事(神奈川県学習協事務局長)、神奈川土建からは白田委員長、稲橋書記長、松村中執(学習教育担当)が出席しました。
 この懇談をつうじて、2006年の到達を基準に、神奈川土建として200人の目標でがんばるという稲橋書記長から決意が語られました。

 1月25日には、生協労連に要請、懇談しました。
 協会から狩野事務局次長(コープぐんま労組出身)、吉田勤通大部長(東都生協労組出身)、生協労連からは鈴木書記長が出席しました。
 懇談をつうじて、前日の憲法改悪反対共同センター主催の小沢隆一氏(憲法コース教科委員会責任者)の講演を聴いていたこともあり、「今年は憲法闘争が大事だ」と語り、2006年の受講生名簿にもとづいて生協労連が217人組織したことを示すと鈴木書記長は、「情勢は今回の方が厳しいし、同水準の200人はやらないと」と意気込みが語られました。

 2月8日には、医労連と懇談しました。
 協会から山田会長、狩野事務局次長、吉田勤通大部長、医労連からは相澤副委員長(協会常任理事)、中野書記長が出席しました。
 この懇談では、学習の友社で刊行している医労連テキスト『21世紀をになうあなたへ』や『学習の友』と勤通大の結合のことなども討議されました。
 懇談をつうじて、目標などは検討する必要があるが、医労連運動強化のために、協力・共同してとりくみたいという合意がなされました。

 2月12日には、建交労と懇談しました。
 協会から山田会長、須藤事務局長、吉田勤通大部長、建交労からは神田副委員長、赤羽書記長、広瀬書記次長が出席しました。
 懇談のなかで、運動が抱えている困難な側面をなんとかしたいという思いが赤羽氏から語られ、「勤通大にとりくむ支部や分会をもっと増やさないといけない。パワーアップ試験など既存の学習教育制度とも結合させて、大きくひろげたい」という決意が語られました。
 建交労では女性部が独自に100人の目標を立てているといこともあり、「今回は本部としても目標を検討しないといけないかも」という意見もだされました。

 2月15日には、国公労連と懇談しました。
 協会から山田会長、須藤事務局長、吉田勤通大部長、国公労連から、宮垣委員長、川村副委員長(協会常任理事)、岡部書記長が出席しました。
 国公労連は、すでに1月18日に通達を発信し、憲法コース募集を1000人の目標でとりくむことが確認されています。
 懇談をつうじて、あらためて憲法闘争・憲法学習の重要性について意気投合しました。

 これらの打合せや懇談会合後には、ほとんどの場合、懇親会もおこない、大いに親睦を深めました。
 ふだんからお世話になっている組合ばかりということもあり、一面では話がはやいという面もないわけではないですが、たまには双方のトップ幹部も同席しての会合というのも、信頼関係を深めるうえで大きな意味をもっているなと、あらためて痛感しました。
 勤通大運動に限らず、協会の活動全般をつうじて、日常的な連携とともに、こうしたとりくみも1年に1回程度はやっていきたいと思っています。〈Y〉