新年明けましておめでとうございます。
本日より本格的に2020年の活動をスタートさせます。
まずは何といっても勤労者通信大学(勤通大)の受講生募集です。
とくに、テキストを全面改訂して3年ぶりに開校する新・基礎理論コースを大いにひろげたいものです。
今回のテキスト全面改訂にあたって、たくさんのご意見をいただきました。新テキストへの期待の強さとともに、その責任もズシリと感じているところです。
みなさんからおよせいただいたご意見について丁寧に検討させていただき、現在、テキスト作成は最終段階に入っております。
1月末には納品となる予定です。
新テキストは、第1部哲学、第2部経済学、第3部階級闘争論というこれまでの構成は変わりませんが、各部を3章編成、計9章の編成にしています。
そして、科学的社会主義の理論の発展、および現代社会の矛盾の深化と労働者・市民のたたかいの前進を考慮して、より現代的な叙述を心がけました。
第1部では、テキスト全体への導入として、人間論からはじめました。そして唯物論、弁証法、および史的唯物論をできるだけ現実の問題に引きつけて叙述するとともに、未来社会への展望をのべています。
第2部では、資本主義経済のしくみをわかりやすく叙述しています。
同時に、現代社会における労働の多様な発展や、資本主義のグローバル化、ICT(情報通信技術)などの生産力の発展と、資本主義の矛盾の深まりを論じ、その変革の方向をのべています。
第3部では、人類の「生存の危機」とのたたかいを重視しながら、現代の時代的特徴をわかりやすく叙述しています。
そのなかで、新自由主義の問題を重視し、現代国家とその支配のあり方とその変化を整理しています。
またそれに対抗する現代の階級闘争の基本的特質とその社会的根拠を簡潔にまとめています。
そのうえで、戦後日本の支配のしくみと変革のみとおしを述べています。
最後に、未来社会をどのような視点で考え、どのようにむき合うかをのべて、全体を締め括っています。
各部での展開もふまえつつ、来社会論で全体をまとめたことが、今度のテキストの1つの特徴といえます。
新・基礎理論コースを1人でも多くの方に受講していただき、市民と野党の共闘の前進、さらには安倍政権を打倒して、真に人権と民主主義を大切にする新しい政権づくりに寄与する学習教育運動を展開していきたいと決意を新たにしているところです。
ぜひ多くの方々のご協力をお願い致します。
そして、『学習の友』や出版活動、また各地の労働学校や講座、さらに今秋に開催する全国学習交流集会in名古屋(11月21~23日)など、今年も学習教育運動全体へのご協力、積極的参加をお願い致します。
勤通大の受講申込・お問い合わせ・資料請求は下記までお願いします。
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《1990年代以降、日本の労働組合運動は、構造的に困難な時代に入っているといえます。この困難を打開するために、その方向と課題を深めるためにも、戦後の運動の歴史を学ぶことが重要になっています。本書を通じて、労働組合は何のために必要なのか、その存在意味がどこにあるのかを歴史の中で学び、多くの方が労働組合運動に誇りと自信を持って積極的に参加されることを強く願っています。》(「あとがき」より)
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