労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

総学習運動をひろげ、全国集会の成功を―第50回総会を開催

 労働者教育協会は5月22、23日の両日に第50回総会を開きました。
 山田敬男会長は開会あいさつで、自民、民主に対する失望感が国民のなかに広がるなか、参議院選挙にむけて、政党選択のものさしを明確にすることが大切だと強調。
  
●3つの課題を提起
 2010年代の学習教育運動を進めるために、①社会の大もとのしくみと変革の展望を明らかにする学習、②21世紀の労働組合運動、社会運動を担う後継者育成への貢献、③主体的な力量強化のための学習運動論・組織論を3つの課題として提起。10月に開く全国学習交流集会や「貧困・憲法・安保」総学習運動の成功を訴えました。
 
●総学習運動、労働学校などいきいきとした経験が
 大沢進事務局長が方針を提案。討論では、「労組のイメージ 1世代交代が課題となるなかで春に開講した労働学校に30数名が参加し7割が青年」「6回にわたり総学習運動の講座を開催し革新懇とも協力」「県学習協の再建準備をすすめ8月に総会を予定」「十年ぶりに開いた労働講座を40名の参加で成功させ映画上映などとりくみを広げるなかで『友』読者が十数名増えた」「25年ぶり労働学校を開きこれを勤通大につなげたい」「地域学習協をたちあげ」「畑田さんが講師の安保学習集会に百名が参加」「パートの役員が学べる教材づくりを期待」「後継者育成のため闘争課題と基礎理論を組織的に学ぶ気風を作っている」などの発言がだされました。