もうすぐ書店に並びます。


新年号ということで、特集2本立てです。
●特集1 激動の世界と日本―変革への一歩を
2026年を迎える世界と日本。
昨年はトランプ政権の横暴、排外主義政党の台頭、高市政権の誕生など、新自由主義の延命、軍事大国化の加速が目立ちました。
こうしたときこそ、大きく時代をとらえる歴史観がもとめられます。
長くつづいた「新自由主義と軍事化」の段階を乗り越えられるのか。
世界的に問われる情勢です。(五十嵐論文)
11月に「台湾有事は存立危機事態」と高市首相が国会答弁で暴言。
軍拡と改憲への動きが加速しています。
軍拡の根っこにある安保法制の廃止は重要な運動課題です。(小澤隆一論文)
煽られた中国脅威論を批判し、中国との対話をすすめ、日米安保体制を一歩ずつ乗り越えることがもとめられます。
カギになるのは憲法9条をまもり活かす、市民と労働者の役割です。(太田論文)
希望も生まれています。
右傾化するアメリカのなかで、「民主的社会主義者」がニューヨーク市長選で当選。
そうした動きを労働組合が支えていることも注目されます。
世界的に、新自由主義を乗り越える芽が胎動しつつあります。 (布施論文)。
そうした歴史の深部をつかむためにも、いまこそ『資本論』を。
資本主義を超える、「労働者階級の成長」を具体的に追求することがもとられます。(石川論文)
●特集2 ストライキのできる組織づくり――先頭に立つ若者と非正規
26春闘へ。
交渉で賃上げを。
労使対等の交渉には、ストライキのできる組織づくりが不可欠です。
本号では、現場の労働者たちが、困難なハードルの一つ一つを乗り越え、ストの実践にいたる教訓を深堀しています。
職場での対話の重要性があらためて浮かび上がります。
消費者や地域住民との関係構築も、ストライキ闘争の大切なテーマ。
本特集では、若者と非正規労働者たちのストへの立ち上がりが印象的です。
スシロー宮崎では、非正規青年のストへの立ち上がりが住民の共感もかちとり、大幅賃上げを実現。ララコープ労組も非正規が先頭に立ち、新たな一歩をふみだしました。
ストライキは、「労働者階級の成長」にかかわる中心テーマの一つです。
以下、編集後記です。
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【編集後記】
軍拡を加速させる高市政権。
しかし高支持率を維持しています。
昨年来の参政党の前進など、排外主義の台頭も一因でしょう。
参院選では、平和の課題が政治争点になりませんでした。
社会運動、労働運動が積極的に平和の問題をとりあげ、対話をひろげていく必要があります。
熊本の健軍商店街のとりくみ(次号掲載予定)は、その意味でも教訓的です。
貧困・格差の拡大の矛盾を新自由主義の延命で乗り切ろうとする政治勢力への批判を強めることは、社会運動の課題です。
今後、医療・介護を切り下げる攻撃が強まり、それに参政党や国民民主党が同調することが予想されます。
憲法25条をまもるたたかいは、労働運動、社会運動の試金石となります。
戦後81年。
憲法「9条と25条」を、車の両輪でまもり深めていく運動がもとめられます。
「対話と学びあい」で政治変革を。
26春闘にむけて、今年もストライキ特集を組みました。
長らくストライキが抑え込まれてきた日本社会。
そのなかで、困難を一つ一つの対話と実践のなかで乗り越え、ストライキにいたる合意を形成していった組合の経験は貴重です。
そのなかで非正規と若者が大きな役割をはたしていることは注目されます。
「対話と学びあい」でストライキができる組織への一歩を。
そうした努力の蓄積が、「軍拡と新自由主義」の政治を変える、運動的な土台となるのです。(E)
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