2023年度の勤労者通信大学は、開校まで1ヵ月を切っています。
ロシアのウクライナ侵略や「台湾有事」を口実に、敵基地攻撃能力の保有をふくむ大軍拡とそのための大増税が強行されつつあります。
ただでさえコロナ禍や物価高騰の煽りで国民生活が直撃されており、物価高騰を上回る賃上げ・底上げがもとめられているにもかかわらず、日米同盟強化と9条改憲にひた走る岸田政権の暴政にストップをかける必要があります。
2015年戦争法闘争に匹敵するたたかいがもとめられており、そのためには当然、「市民と野党の共闘」を立て直す必要があります。
同時に、「市民と野党の共闘」自体は、あくまでも一致点にもとづくものですから、当面する日本の変革にとっては大事でも、新自由主義や日米同盟の弊害が誰の目にも明らかになりつつあるいま、根本的な改革展望を示す科学的社会主義の基礎理論を深く身につけた活動家集団や政治勢力がどうしても必要です。
勤通大基礎理論コースは、まさにぴったりの学習素材です。
以前に掲載した基礎理論コース紹介文を再掲します。
ぜひ募集にお役立てください。
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「私たちがどうしたらよいかを判断する場合、自分だけの経験に頼らず、多くの仲間の経験、世界中の人びとの経験、これまでの歴史的な運動の経験と教訓などに学ぶことが重要です。そのためにも基礎理論の学習が大事です。理論とは、人間のさまざまな実践の積み重ねを総括し、教訓と法則を体系的に整理したものといえます。したがって、私たちが人間らしく生きるには、それを妨げるものとたたかうには、人類がこれまで蓄積してきた実践の総括といえる理論を学ばなければなりません。たんに物知りになるというのではなく、生きるための指針、行動の指針になる科学的な理論の学習が求められています。勤通大は、この科学的な最良の理論こそが科学的社会主義の基礎理論だと考えています」(「はじめに」より).
基礎理論コースでは、カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスがつくりあげた科学的社会主義の基礎理論を学びます。「学びがい」のあるコースです。
ぜひ「科学の目」と「変革の精神」を吸収することをめざし学習をすすめていただければと思います。
《「第1部 ものの見方・考え方」学習のポイント》
第1部では、「ものの見方・考え方」(哲学)を学びます。
「哲学」というと固くて難しいという印象があるかもしれませんが、哲学のもともとの意味は「知恵を愛すること」です。
私たちにとって必要なことは、多くの情報のなかから、何が大事なのかを見抜く力です。
そして、真実は何かを追求する力です。そのような力をもつために、「ものの見方・考え方」という「知恵」が必要です。
いま、自分らしい生き方をするためには、自分の頭で考える力が必要です。
しかしそれは自分の狭い経験だけでは不充分です。
自分の頭で考える力を養うためにも、人類が蓄積してきた「ものの見方・考え方」を学ぶ必要があります。
《「第2部 資本主義経済と暮らし」学習のポイント》
第2部では、私たちが生きている資本主義社会とはどのような社会なのか、資本主義社会のもとでの苦しみの根源は何か、その苦しみを解決する道筋は何か、を明らかにするため、経済学を学びます。
資本主義社会の生産関係のしくみ、搾取のしくみを解き明かし、苦しみの根源である矛盾をひきおこす経済法則を明らかにすること、そして同時にまた、この矛盾に満ちた資本主義社会が永遠につづくものではないこと、生成・発展・没落の必然性をもって新しい社会へ発展することを明らかにします。
私たちは、こうした経済学を学ぶことによって、確信と展望をもって、日本社会の変革のたたかいをすすめることができます。
《「第3部 たたかいと社会進歩」学習のポイント》
第3部では、日本の社会変革と結びつけて、社会発展の原動力である階級闘争についての基礎理論を学習します。
ここで学ぶ階級闘争論とは、社会発展と階級闘争との関係を科学的に解明するものであり、かけひきのコツといった、主として経験にもとづく対処法の根底に位置づけるべきものといえます。
実践には実践の法則性があり、実践の科学があります。
実践の科学とは、これまでの人間のさまざまな実践の積み重ねを総括し、教訓と法則を整理したものです。
階級闘争の基礎理論は、生活向上、平和、人権と民主主義、社会発展をめざす現代におけるたたかいのための基礎理論といえます。
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祝! 開校55周年!
2023年度・勤労者通信大学受講生募集中!
4月開校です。
2023年度の宣伝物(版下)はこちら。
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kin@gakusyu.gr.jp
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たたかう労働組合のバージョンアップ
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