『学習の友』2020年12月号
『学習の友』2020年12月号は、昨日が発売日でした。
あらためて、表紙と目次を紹介します。
今回の特集タイトルは、「新自由主義からの転換を──“私たちの政府”をつくろう!」です。
安倍政権のあとを継いだ菅政権は、日本学術会議への人事介入にみられるように、はやくも強権的な政治手法をむきだしにしています。
「自助、共助、公助」を唱え、社会保障など国民生活の向上にむけた政策はあとまわしで、露骨に新自由主義的な政策を展開しようと画策しています。
コロナ禍が浮き彫りにした新自由主義の弊害については、別冊をはじめ本誌でもくり返し告発してきています。
本号では、春闘の準備がはじまり、また解散総選挙の可能性が叫ばれるなか、あらためて新自由主義に対抗し、市民と野党の共闘にもとづく“私たちの政府”をつくる道を探りたいと思います。
以下、編集後記です。
【編集後記】
夏別冊の時期につづき、春闘別冊と同時併行で12月号をつくっています。
当然、仕事量は倍近くなりますので、段どりと集中力が大切です。
他の事務局員にも協力してもらいながら、体力を消耗しすぎないようにしてがんばってきた甲斐もあり、なんとか無事に校了できそうです。
つい先日まで安倍内閣が史上最悪の政権だと思っていましたが、菅内閣になってますます悪くなっているのを目の当たりにし、正直愕然としております。
しかし同時に、やる気もめらめらとみなぎってきております。
自公政権を倒し、市民と野党の共闘にもとづく“私たちの政府”をつくることが、緊急にもとめられています。
“知は力”です。本誌でもこのたたかいに寄与できるような誌面づくりに尽力していこうと決意を新たにしています。
ともにがんばりましょう! 〈Y〉
ぜひ活用・普及を!
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『学習の友』2020年別冊「パンデミックから“いのちと暮らし”をまもる」好評発売中!
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日本社会をささえた人びとの、壮大なドラマ!
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『学習の友』連載中より好評を博した著書が、待望の刊行!
《1990年代以降、日本の労働組合運動は、構造的に困難な時代に入っているといえます。この困難を打開するために、その方向と課題を深めるためにも、戦後の運動の歴史を学ぶことが重要になっています。本書を通じて、労働組合は何のために必要なのか、その存在意味がどこにあるのかを歴史の中で学び、多くの方が労働組合運動に誇りと自信を持って積極的に参加されることを強く願っています。》(「あとがき」より)
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