労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

第56回学習組織全国連絡会議

 労働者教育協会(労教協)と都道府県学習組織(学習協)は、1月18~19日、東京都内で第56回学習組織全国連絡会議を開催しました。

 全国連絡会議運営委員長の久田隆章氏(愛知県学習協事務局長)のあいさつのあと、 労教協の山田敬男会長が「基礎理論学習の重要性と総合的学習教育運動──勤通大機そり理論コースの再開にあたって」と題して問題提起をしました。
 「市民と野党の共闘」の前進に寄与する労働運動や学習教育運動をすすめていく「ために、「敷き布団」から推進的役割をはたすために労働組合の再生を勝ちとること、そのためにも労働学校、『学習の友』、勤労者通信大学(勤通大)がいまほどもとめられているときはない、この3形態を結合した総合的学習教育運動に力を入れ、当面はテキストを全面改訂して3年ぶりに開校する勤通大の新・基礎理論コースの募集と学習援助をなんとしても成功させようと強調しました。

 労教協の大石達弥事務局長の議案提起では、①2020年度勤通大のとりくみ、とくに新・基礎理論コースを柱に、職場・地域で基礎理論学習の推進をはかる、②学習教育運動の土台である『学習の友』のとりくみをすすめる、③それらの活動や労働学校など学習組織が独自にすすめている運動の成果をもちより、11月に開催する全国学習交流集会in名古屋(名古屋集会)を成功させようと訴えました。

 議案提起を受けて、全体会および分散会において、運動の経験を交流するとともに、当面する勤通大募集と学習援助、名古屋集会の成功にむけて、全国を一つに奮闘する決意を固め合いました。

 

f:id:gakusyu_1:20200122121828j:plain

 

※本日付『しんぶん赤旗』(6面国民運動面左下)に記事が掲載されました。

 ありがとうございます。

f:id:gakusyu_1:20200122121721j:plain

 

**********

 

日本社会をささえた人びとの、壮大なドラマ!

山田敬男著『戦後日本 労働組合運動の歩み』好評発売中!

f:id:gakusyu_1:20190919181806j:plain

『学習の友』連載中より好評を博した著書が、待望の刊行!

《1990年代以降、日本の労働組合運動は、構造的に困難な時代に入っているといえます。この困難を打開するために、その方向と課題を深めるためにも、戦後の運動の歴史を学ぶことが重要になっています。本書を通じて、労働組合は何のために必要なのか、その存在意味がどこにあるのかを歴史の中で学び、多くの方が労働組合運動に誇りと自信を持って積極的に参加されることを強く願っています。》(「あとがき」より)

  ご注文・お問い合わせ・学習相談は下記まで。
 tomo@gakusyu.gr.jp

 

**********

 

『学習の友』20春闘別冊『2020年国民春闘白書 データブック』発売中!

学習を力に春闘勝利を!