1月19・20日、第55回学習組織全国連絡会議を開催しました。
それぞれ独立した組織である都道府県学習協と労働者教育協会が、運動を協力・協同して推進していくために、現在は年に1回開催し、一定の意思統一をはかる場として定着してきております。
今年の会議は、①現在の情勢と学習教育運動の役割を学ぶ、②当面する協同の課題である2019年度勤労者通信大学のとりくみや『学習の友』の活用・拡大のとりくみ、基礎理論学習の推進などでの意思統一、③各組織の経験交流、を目的としています。
最初に山田敬男会長が「『学習の友』を土台とし、勤通大を軸とする総合的な学習教育運動の今日的あり方を考える─その歴史的教訓から学ぶ」と題して問題提起し、67年におよぶ労働者教育協会の歴史を中心に学習教育運動の歴史を振り返りつつ、現在の課題をどう位置づけるかについて訴えました。
その後、労教協・大石達弥事務局長から議案提起があり、初日は3つのグループに分かれての分散討論、2日目は当面する勤通大募集を中心に全体討論をしました。
現在、労働運動は構造的困難の時代を迎えており、すぐに飛躍的な前進を勝ち取れるような状況にはないのですが、中長期的な展望をみとおして、先々の前進を勝ちとるための土台づくりを着実に積み重ねていこうということで、重要な議論ができたのではないかと思います。
当面は勤通大募集です。
入門コースと憲法コースを軸に、何としても成功させたいと思います。
ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
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