労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

『学習の友』2019年2月号

 『学習の友』2019年2月号を刊行しました。
 表紙と目次を掲載します。

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 今月号の特集は「19春闘の要求、団結づくりと情勢」です。
 暮らしの実感と合わない好景気のなかで予定されている消費税10%増税
 社会保障の財源確保を理由に導入された消費税ですが、肝心の社会保障充実はすすまず、保険料の負担は重くなっています。
 職場はいつも人手不足で、ますます多忙になっています。
 一方で、「安倍首相はがんばっている」と思っている人もいるようです。
 19春闘をめぐるさまざまな問題をどう考えたらいいのか。
 なぜ労働組合は働く人の要求を、個人的にではなく、経営者頼みでもなく、みんなで手をとり合って解決することを追求しているのか。
 本特集号を手がかりに、話し合ってみませんか。

 「憲法まちかど対話」(長尾ゆり)、「労働運動情報」(高木光)、「あったかほっこりの労働運動」(原冨悟)、「自然と人間の共生」(杉井静子)、「ちょっとだけサイエンス」(前田利夫)、「人と農・自然をつなぐ仕事」(杵塚歩)、「ニュースと話題」(今回は萩原伸次郎さんと関原正裕さん)、「科学的社会主義の古典を読もう」(今回は『空想から科学へ』の2回目、鰺坂真さん)、「海のむこう」(布施恵輔)、「ぶらり、時間散歩」(長久啓太)、「知れば役立つ給与明細の読み方」(樋口秀行)、「若手役員のための“開き直り”ガイド」(小松悠)、「いま、地域で何が…」(今回は近藤夏樹さん)、「名作を読んで日本の近現代史を学ぶ」(今回は北村隆志さん)など、各種連載講座・連載読みものも好評です。

 今月号より、新連載「日韓(日朝)関係の近現代史」をスタートしました。
 2018年は歴史的な南北首脳会談がおこなわれ、朝鮮半島の平和と非核化にむけて劇的に前進した年でした。
 日本には、この動きを後押しする外交がもとめられますが、政府はそうした姿勢をとっているとはいえません。
 この問題の背景には、日本国民の歴史認識の問題、すなわち近現代史における隣国の朝鮮半島と日本との関係にたいする無理解、とくに日本による挑戦の植民地化とその歴史的精算の曖昧さなどにかんして、ほとんど理解されていないという深刻な問題があるのではないでしょうか。
 日本国憲法の前文に、「……政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する」とあるように、歴史認識の問題は、たんに過去の問題というだけでなく、主権者としての必要不可欠の要件です。
 現在の日本において、歴史認識の問題は政治問題であり、主権者としての自覚を媒介とすることを必要とする階級的自覚の形成にとっても不可欠の課題です。
 そうした問題意識のもとに、この問題についての基本的な事実をあらためて学ぶために、この連載をはじめます。

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