東京労働学校三多摩教室運営委員会が主催する「憲法と沖縄 実践学習旅行」を12月7~9日の2泊3日で実施し、15人が参加しました。
14日にも辺野古の海に土砂を投入しようという緊迫した状況のもと、タイムリーな企画でした。
辺野古や普天間基地、嘉手納基地に訪れたのは2日目土曜日ということもあり、土砂投入も基地内での動きもなく静かだったのは少々物足りない?面もありましたが、30前後の若い女性もふくめて、沖縄ビギナーも何人か参加しており、戦争と平和、民主主義というものを考え直すいい機会となりました。
14日にも辺野古の海に土砂を投入しようという緊迫した状況のもと、タイムリーな企画でした。
辺野古や普天間基地、嘉手納基地に訪れたのは2日目土曜日ということもあり、土砂投入も基地内での動きもなく静かだったのは少々物足りない?面もありましたが、30前後の若い女性もふくめて、沖縄ビギナーも何人か参加しており、戦争と平和、民主主義というものを考え直すいい機会となりました。
初日は対馬丸記念館と周辺の各種記念碑、不屈館(瀬長亀次郎と民衆資料)、沖縄県立博物館をまわりました。
不屈館では、亀次郎の次女である館長・内村千尋さんのお話も伺うことができ、沖縄の民衆とともに生きた亀次郎の人柄の一端に触れることができました。
2日目(8日〈土〉)は嘉数(かかず)高地(沖縄戦最激戦地の1つで、各種記念碑や普天間基地を一望できる地球儀を模した展望台がある)、辺野古(ゲート前〈テント村〉、団結小屋、キャンプ・シュワブ)、国道104号線(2016年うるま市女性殺人死体遺棄事件現場)、かでな道の駅(屋上展望台から嘉手納基地を一望。建物内に資料館も)をまわりました。
辺野古では、テント村で代表があいさつし、旅行の趣旨と連帯の意志を表明するという一コマも。
その後、団結小屋のある浜に移動し、最前線でたたかっている人から最近の状況について説明を受けました。
ニュースなどで一定のことはつかんでいましたが、実際に護岸のいくつかが設置されてしまっている様子を目の当たりにしながら話を聞くと、現地でのたたかいの重要性や苦労をヒシヒシと感じるとともに、本土からも安倍政権を追い詰めるたたかいに寄与していくことが、本当の連帯の証明だとあらためて痛感しました。
魂魄の塔は、真和志市長だった翁長助静(じょせい)氏(故翁長県知事の父)らが建立に尽力した所です。
靖国につながる「柱」などの表現が使われるなどの問題もありますが、反戦平和への思いは、保守政治家であっても沖縄では共通した思いなどだと痛感しました。
最終日(9日〈日〉)は、南部地域へ。
沖縄県平和祈念資料館と平和の礎、ひめゆり平和資料記念館、魂魄の塔をまわり、その後は那覇にもどって国際通りを散策、空港には17時過ぎに入り、安くする関係で20:05発の便のため、2時間半ほど、夕食やお土産など自由行動としました。
サプライズ企画として、初日夜には、旅行にも3日間同行してくれた若手女性2人のプロのアーティストによるミニ・コンサートを開催。
沖縄らしい曲を中心に、フルートとピアノの演奏を楽しみました。
学習と交流を深め、鋭気も養い、東京にもどってきました。
旅行の成果を活かし、それぞれにがんばっていこうと決意を固め合っています。
旅行の成果を活かし、それぞれにがんばっていこうと決意を固め合っています。
(東京労働学校三多摩教室運営委員会)

辺野古のゲート前テント。

現地の国道事務所が建てた「テント等設置禁止」の立て看。

団結小屋



粘り強いたたかいによって、工事は全体の何%もすすんでいない。
とはいえ、美しい浜には、いくつもの護岸がつくられてしまい、だいぶ様相が変わってきている。

先ほどの護岸のすぐ右はこんな感じ。

初日夜のミニ・コンサートにて。
左がピアノの渡邉美佳さん。
右がフルートの小牧条里菜(えりな)さん。
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