『学習の友』2018年7月号を刊行しました。
表紙と目次の写真を掲載します。


今月号の特集は「若者によりそう─青年の状態と社会変革の課題」です。
いまの青年はひとくくりにとらえられません。
於かれている状況も意識もさまざまです。
ただ全体としては、管理と競争の教育、高い学費、不安定でブラックな働き方に苦しめられ、友人らとすごす時間は少ない……。
そのうえ「あなたが苦しいのは自己責任」といわれる、という状況にあるのかもしれません。
将来への不安をいだきながら、政治と社会への関心が高いという調査もあります。
青年の苦しみに心をよせて、青年自身が社会の主人公となっていくために、できることは何か、また学ぶことにはどんな意味があるのかを探ります。
「労働者・労働組合のための『資本論』入門」(岩橋祐治)、「戦後日本の労働組合運動の歩み⑬」(山田敬男)、「安倍9条改憲に立ち向かう⑥」(今回は小沢隆一さん)「労働運動情報」(高木光)、「憲法まちかど対話」(長尾ゆり)、「海のむこう」(布施恵輔)、「あったかほっこりの労働運動」(原冨悟)、「自然と人間の共生」(杉井静子)、「ちょっとだけサイエンス」(前田利夫)、小説「靴底の傷み」(東喜啓)、「名作を読んで日本近現代史を学ぶ⑤」(今回は北村隆志さん)、など、各種連載講座・連載読みものも好評です。
毎年7月号あたりで、原水爆禁止世界大会にむけた学習コーナーを設けていますが、今年は被爆者運動・被爆者問題を研究している直野章子さん(広島市立大学広島平和研究所教授)に、「核戦争被害は『受忍』できない─核兵器禁止条約と被爆者運動」と題してご寄稿いただきました。
ぜひ活用・普及をお願いします。
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