入門コースとは何か
何度かお知らせしていますように、勤労者通信大学では、2018年度から入門コースを新設します。
入門コースとは何か、これまでとどうちがうのかを、簡単に説明します。
入門コースとは何か、これまでとどうちがうのかを、簡単に説明します。
①本来、勤通大は「中級」的な学習です。入門コースは、勤通大全体の入門です。
勤通大は、本来、労働学校や『学習の友』などでの学習を積んだ仲間が学ぶ「中級」的な学習が目的です。
しかし、労働学校や『友』にふれることなく受講される方が増えたため、そうしたみなさんに対応する努力をしてきました。
とはいえ、体系性・科学性を重んじるため、はじめて社会科学にふれる仲間、とくに独習で学ぶ仲間には、「初めて知る用語が多い」などの面がありました。
そこで、入門コースは、「社会科学の新しい入口」として、できるかぎり用語(概念)を精選し、ぐっとわかりやすく入りやすく、分量もコンパクトにまとめました。
集団学習にもぴったりで、勤通大全体の入門的役割を果たします。
②学校で政治や現代史は学ばないし、マスコミの影響もあるから
学校でしっかりとした主権者教育や現代史、また社会を科学的につかむ教育は、多くの先生方の努力がありながらも、受験競争や学習指導要領などの影響によって不充分なものです。
くわえて、政府や財界の圧力を受けたマスコミなどのさまざまな誘導により、「世の中は変わらない。それが普通だ」「不払い残業は自分の責任だ」、こんなふうに考える仲間がいても不思議はありません。
③生活・仕事と政治・社会のつながりがみえる、ものの見方・考え方を学ぶ。
そんな仲間たちと入門コースは、次のような内容で学びます。
第1章 生活のゆとりと人間らしさ
第2章 資本主義社会で生きている
第3章 社会は進歩・発展する
第4章 民主主義ってなんだ!
第5章 私たちが未来を決める
私たちの生活や仕事と、社会のしくみはつながっている。
そのことがみえてくる学びです。
勤通大の伝統を受け継ぎ、科学的なものの見方・考え方を培える内容であると同時に、ぐっと分かりやく、入りやすく、社会科学の新しい入り口になっています。
社会のしくみや歴史、変化の法則性を知ることで、いまある現実にたいして、どのように向き合っていけばよいのかがみえてきます。
それぞれの実践の場で生きる「ものさし」(ものの見方、考え方)を得られる、新しい勤通大です。
④どんな人が受講するのですか。
以上のような特徴がありますので、これまでの勤通大を大きく超えるみなさんに呼びかけます。
みなさんの仲間、友人・知人のなかで、活動家・役員、また労働組合などの団体に入ってもらいたい人、政治や社会に関心がむきはじめている人、といったところでしょうか。
活動家・役員のみなさんの学びなおしにもぴったりです。
全労連・わくわく講座受講者にも、積極的に呼びかけてください。
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