労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

『学習の友』2017年12月号

 『学習の友』2017年12月号を刊行しました。
 表紙と目次を掲載します。

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 今月号の特集は、「安倍政権5年間の経済政策を問う」です。
 突然の解散総選挙は、自公与党が3分の2を維持したという点では非常に残念な結果であり、あらためて安倍政権との闘争課題を鮮明にしていく必要を感じています。
 その意味でまさにタイムリーな特集です。

 本特集は、寺田英明さんによる「目で見る学習 アベノミクスの成果は本当か?」と牧野富夫さんによる総論を皮切りに、異次元金融緩和(山田博文)、地域創生(関耕平)、社会保障改悪(日野秀逸)、働くルール破壊(今村幸次郎)、労働組合の役割(生熊茂実)と、重要ポイントとたたかいの展望を総括的に学べる内容です。

 働くルール問題にかかわっては、9月に「勝利的判決」がだされた、いわゆる優勢労働契約法20条裁判についてのレポート(浅川喜義)も、今後の展望を考えるうえでも、特集と合わせて読まれることをオススメします。

 今年はロシア革命100年です。
 今日の民主主義的な視点からロシア革命の意義を深め直す必要がありますが、この点について、京都学習協会長でもある芦田文夫さんにご執筆いただきました。
 2月革命のみを評価して10月革命を評価しない近年の傾向にたいして、ロシア革命を正確にとらえるためにも必読です。

 「戦後日本の労働組合運動の歩み」(山田敬男)、「名作を読んで日本近現代史を学ぶ」(北村隆志)、「『資本論』から学ぶ変革の哲学」(牧野広義。最終回)、「入門講座 労働組合のむこうに」(長久啓太)、「労働運動情報」(高木光)、「憲法まちかど対話」(長尾ゆり)、「海のむこう」(布施恵輔)、「あったかほっこりの労働運動」(原冨悟)、「自然と人間の共生」(杉井静子)、「働くあなたの健康法」(服部真。最終回)、「思わず線を引いた文章」(春山一男)、「ちょっとだけサイエンス」(前田利夫)などの各種連載講座・連載もの、そして先月号からはじまった連載小説「靴底の傷み」(東喜啓)も好評です。

 今月号より新しい連載がはじまります。
 先月号まで「働く者の基本的な権利」の連載を担当していた岩橋祐治さん(
全労連副議長、労教協副会長)が、「労働者・労働組合のための『資本論』入門」の連載をスタートします。
 このテーマ、ありそうだけど、意外と手ごろな本がありません。
 しかも、経済学の専門家ではなく、現役の労働組合活動家によるものですので、ご本人の実体験をふまえた内容となることはまちがいなく、読者の共感を呼ぶのではないかと思われます。
 乞うご期待!

 ぜひ活用・普及をお願いします。

 ご注文・お問い合わせは学習の友社まで。


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