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集まって議論すれば2倍も3倍も学習が深まる―勤通大受講生組織と学習会についてのレポート(国土交通労働組合関東建設支部)

集まって議論すれば2倍も3倍も学習が深まる
―勤通大受講生組織と学習会についてのレポート
 
国土交通労働組合関東建設支部 織部 野木村哲由
 
関東建設支部では、大会方針で学習教育活動をすすめるにあたって「要求・闘争課題と結びついた情勢学習」と「基礎理論学習」の2つの柱を位置付けて取り組んでいます。
 基礎理論学習には勤通大の学習を位置付け、各分会での取り組み組織をめざしています。また、修了者には受講料の半額援助の財政支援も実施しています。
 
■とりくみにあたって
2016春闘議論で、戦争法成立と憲法改正を許さないたたかいや公務労働者として戦争する国づくりには協力しない運動をすすめるためにも改正憲法コースをまず役員が入校し学習することを意思統一しました。全執行部とはなりませんでしたが10名が入校しスタートしました。
 
■学習会について
 受講生が関東全体の職場に点在するため、執行委員会で集まる日程で調整し学習会を企画しましたが、なかなか日程調整がうまくいかず独習中心で、メール等で励ますくらいしかできませんでした。
 どうにか11月に6名で学習会を開催することができました。すすめ方は、第1回テストに対する自らの回答とその考えを出し合いながらすすめるなか「議論も深まり独習よりも理解深まった」「忙しいなか、憲法についてなかなか話ができなかった」「わかっているつもりで、わかって無かった」など、みんなで取り組むと議論が深まり充実した学習会となりました。独習が基本ですが、やはり集まって議論することが2倍も3倍も学習を深めることになると感じました。
 
■今後の課題
 今後は、学習会の年間スケジュールを立てていく必要性と、勤通大からの援助をうけた学習会開催(外部講師)が大事であると感じました。
 2017年は、修了した支部役員がチューターとなり分会組合員の受講を組織し、学習会を実施していく予定です。

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