労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

そうだ、学習しよう !! ─全日赤広島の勤通大学習

●そうだ、学習しよう !!
 
 
 今回、勤通大を受けるにあたり県労連の費用補助があると聞きました。これまでは組合役員として学習の機会はありましたが、個別に参加していました。
このありがたい企画を機会に「執行委員みんなで受講しよう!」と提案しました。各自学習の必要性は感じていましたが、忙しさもありできていなかったのです。定期的に学習誌を購入しているが、読めない、そのままになっているという意見でした。週1回の執行委員会は参加者が少なく、やらなければいけないことをとにかく伝達する状況で、運動の停滞の危機でもありました。
 
●学習協の協力も得て
学習会は、参加しやすいように執行委員会の時間を1時間から1時間半使い、県労学協から講師をお願いして学習・意見交換を企画し実施しました。自己学習をしながら進めることは申し合わせましたが、行き当たりばったりの者もいました。計7回の学習、テスト対策まで実施し、7名の受講者のうち4人はテストを提出しました。(他の単産から1名の参加者も加え)毎回4~5名の参加者でした。
 
●みんなでしたから、理解も深まった
参加者の感想は、「一人ではなくみんなもやっている、さぼれない。」「初めて知ることが多かった。」「2回以上読んだけど、やっぱりみんなでしたから理解も深まった。」「知っていたつもりのこともよくわかっていなかった。」「組合活動の基礎がわかっていないとだめだな~と思った。」などが寄せられました。
仲間と一緒にしたこと、組合費(受講費は県労連補助と組合教宣費)を使うことでの責任感があったことは、学習を進めるうえで効果的な要因でした。
 
●もっと深い話し合いができる執行部に
労働組合コースの学習会をしたことが、役員にとって良い雰囲気づくり・きっかけになったことは確かです。しかし、学習し続けたたかう組織にすることは並大抵ではありません。
「ゆっくり読み合わせる時間をとってもう一度学習したい。」「月1回程度、学習会を続けたい。」「終了していない人の支援をして、時間はかかっても最後までやりぬくようにしたい。」などの声が上がっています。また、「基本的な知識をどう組合員に伝え広げていくかが課題。」「組織拡大につなげる自信がない。」という意見もあり、実践につなげていくうえで、もっと深い話し合いができる執行部が求められていると感じています。
 
●仲間を増やし、信じて
職場はどこも多忙で時間外労働も多く、組合活動を日常的に自覚的にすすめるのが困難な状況があります。だからこそこのままでよいはずもなく、仲間と知恵を出し合いながら活動を前に進めていきたいという思いは役員にも強くあります。
 今回、勤通大の受講ができたことを本当に感謝しています。この学習を生かし、仲間を増やし、信じて組合活動を粘り強く推し進め、要求実現に向けて頑張りたいと思います。
 
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