本日、埼玉土建一般労組、労働者教育協会、埼玉学習会議の三者は、学習教育運動上の重点、実践、課題などを共有し、引き続きの連携を強めていくため、懇談の場をもちました。
埼玉土建一般労組
懇談には、埼玉土建から、常任中央執行委員(学習委員会担当)の栗木さんと学習委員会担当書記局員の志村さん、埼玉学習会議から森谷事務局長と諸井事務局次長(埼労連専従幹事)、協会からは、山田会長、須藤事務局長、大石事務局次長が参加しました。
冒頭、山田会長から「安倍政権が任期延長を含めて改憲をねらってきている情勢であるからこそ、活動家養成に本気でとりくむ時期。階級的労働運動を担う魅力的な活動家をつくることが課題になっている」とあいさつ。須藤事務局長より当面の『学習の友』、勤労者通信大学の運動を要請しました。
埼玉土建・栗木さんからは、支部の活動家を育成するという点では課題もあるとしながら、「学びつつたたかい、たたかいつつ学ぶ」ことを大事に、「情勢を学ばないと運動できない」と、情勢学習をどの段階の会議でも時間をとっていること、幹部学校や労働学校、勤通大、『学習の友』など、学習教育要綱にもとづく運動の紹介がありました。
協会と学習会議から、「月間のとりくみとして、現状の1割増をめざしていただき、各支部、分会での読みあわせなど活用の位置づけを高めていただきたい」と要請。栗木さんから、「『学習の友』は役員に必読してもらいたい文献として位置づけています。『友』は唯一の労働者教育の月刊誌です。1割増をめざして、読者の少ない支部に個別対応したり、読者でない常任執行委員、四役などにとってもらうように働きかけたい」と返答していただくなど、積極的に受けとめていただきました。
懇談は他にも、労働学校受講生の感想や、勤通大運動での共同のあり方、2017年学習教育運動セミナーのとりくみなど多岐にわたる内容となりました。