高知
『友』で活動の展望を切りひらく
●長時間過密労働の学校現場―心に生気を与えるのが学習
毎日学校出るのが夜の9時、10時。深夜12時近くになって帰る人が「お先に失礼します」という職場もあります。また、部活動のない小学校でも土日に出勤して授業準備などをしないと追いつかないというような長時間過密労働の学校現場です。組合の活動も集まることさえ困難になっており、会議も課題の羅列とスケジュール確認が中心になり、活動に展望が見えない状況になりがちです。
忙しいの「忙」は心を亡くすと書きますが、その亡くしかけている心に生気を与え、活動の展望を切りひらく力となるのが学習だと思います。
情勢にマッチし、多彩な記事が、コンパクトかつ分かりやすく編集されている『学習の友』はそうした学習の素材としては最適だと思います。
●「まずは読み合わせ学習から」と薦めています
高知県教組でも「お試しキャンペーン」を利用して、拡大と活用を広げようとしています。今年の初めにはある郡教組が3ヵ月利用しましたが、位置づけが十分でなく、拡大も活用も実現しませんでした。今、高知市教組の執行委員会での活用を検討してもらっています。
会議の初めに、メンバーがそろわず待つ時間があるので、まずはその時間の読み合わせ学習から始めてはと薦めています。