労働者教育協会のブログ

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『学習の友』活用・拡大推進ニュース№18

フローチャート : 処理: 『友』の活用で「職場の闘争力」と「地域の団結力」を高めよう!
『学習の友』 2016秋の月間
活用・拡大推進ニュース
№ 18 労働者教育協会 『学習の友』拡大推進委員会
2016年10月26日                      
 
 
 
 
 
 
 
 
 

全国でいろいろな工夫で開かれている読者会。石川からの経験報告です。
石川
「楽しかったのでずっと参加したい」
石川県学習協事務局長 中野映一
●「読むところがないので」と言われたAさん
読者のBさんは、1年くらい前に「勉強をしたい」と『学習の友』を購読したのですが、70歳前後で労働者の経験はないそうです。そのBさんに、「読むところがないのでと言われたAさん。
私から、「AさんとBさんを含めて、3人集めて『読者会』を計画しませんか」とAさんに提案したところ、Aさんは悩んだあげく「人数が足りないからぜひ」と奥さんに協力を要請しました。奥さんは快く引き受けてくれただけでなく近くの友人を2名誘い、5名で『読者会』のスタートとなりました。そこに至るまで、Aさんは大変苦労したそうです。
ちょうど2月号から「社会変革の基礎理論」の連載が始まっていたので、これで進めようと提案しました。一区切りずつ読んでもらい、内容を説明し議論しました。レジュメには論文のあらましだけでなく、歴史的な資料や条約、古典などを抜粋して、「昆虫の眼」と「鳥の眼」を併せて説明・議論することにしました。
●日常の活動や家庭のことも話しあっています
第1回目が終わり、「どうでしょうか、こんな進め方で良かったでしょうか」と、感想を出してもらったところ、Bさんは「本当は、気が進まず、今回限りにしようと思っていたのですが、楽しかったのでずっと参加したい」と言ってくれました。読者でなかった2名の方も、「面白かったから」と、引き続き参加してくれることになりました。もちろん「友」の購読もOK。
毎回の学習会では、疑問や質問だけでなく日常の活動や家庭の問題なども出し合い、できるだけ楽しくなるように考えて進めています。Bさんの息子さんの妻が女優さんだとの話に、「朝ドラに出ていたね」などと盛り上がったこともありました。
10回目のシリーズ終了後はランチをして、今後どうするか相談したいと考えていますが、「読者会」は続けられそうな気がしています。