労働者教育協会のブログ

生きにくいのはあなたのせいじゃない。

“日本会議ブーム”はつづく

 メディアでの“日本会議ブーム”は、まだつづいているようです。

 たとえば、右派系の雑誌『月刊日本』では8月号から最新の10月号まで、3号つづけて日本会議を批判する記事を掲載しています。


 8月には、三才ブックスという出版社からの、『日本会議の人脈』というムックが刊行されています。

 『月刊日本』でも、『日本会議の人脈』でも、“ブーム”の火付け役ともいうべき『日本会議の研究』(扶桑社新書)の著者・菅野完氏が登場しています。

 また、9月には、かもがわ出版から松竹伸幸著『「日本会議」史観の乗り越え方』という本も出版されています。

 ひところほどの“勢い”は感じられないものの、日本会議への関心が失われていない、ということだけはいえそうです。
 その内容も、立場はそれぞれですが、日本会議の“応援団”ではなく、批判的見地からの検証というべき健全さが見受けられます。

 日本会議が“メジャー”な存在になることで、入会希望者が増えているという話も聞きますから、その点は注意が必要でしょうが、批判的見地からの論調が主流であれば、爆発的に会員がふえるというところまではいかないでしょうから、議論の手を緩めてはならないと思います。

 同時に大事なことは、以前にものべましたように、日本会議が安倍政権を影で支えている存在であり、歴史認識の歪曲と壊憲攻撃の“牽引車”になっているということを、もっと多くの人にひろめることです。
 学習教育運動でも、一定の対応が必要だと感じています。  〈Y〉

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