まずは、戦争法の具体化を許さないことが何よりも重要です。
そして、このたたかいを強固なものにしていくためにも、“武力なき平和”への確信をふかめる学習がどうしても必要です。
対症療法だけではなく、根治にむけた本格的なとりくみを強める、ということです。
具体的には、自衛隊の成立経緯とその本質、第9条の成立理由と世界史的背景、世界(とくにアジア)における安全保障環境の現在、といった学習課題に本格的にとりくむ、ということです。
マスメディアや教育の現状もあって、日本国民が上記のような課題について本格的に議論したことはほとんどないのではないかと思います。
目の前の現実(の一側面。下手すると枝葉末節)にのみとらわれ、その現実がどのような経緯や背景のもとに成り立っているのか、その問題についての本質的な傾向はどこにあるのか、そういったことをきちんと議論する機会を奪われているような気がしてなりません。
戦争法をめぐる一連の事態は、こうした議論に着手する絶好の機会でもあります。
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