『学習の友』の購読を通して
知識・知恵を学び
たたかう武器としよう
知識・知恵を学び
たたかう武器としよう
自交総連 中央執行委員長 髙城政利
いま、安倍政権があらゆる分野で異常な暴走をしています。このような策動に対抗するには、労働組合の社会的責任として労働運動を前進させ、組織拡大も果たし、労働者・国民全体の意識改革を図っていくことが求められます。
そのためには厳しい状況の中にあっても、学習教育を運動の中心に置き取り組むことが必要です。
近年、政治家や評論家、マスメディアから耳心地の良さそうな「ワンフレーズ」が一人歩きしています。多方面からの情報を「自分の頭で考える力」をもって判断することが求められます。
『学習の友』を活用し、「考える力」を養おうではありませんか。
日常の学習と組織拡大を怠ると「砂上の楼閣」的な組織に陥り、その存在意義を失ってしまいます。学びながら行動し、行動しながら学ぶことの重要性が明らかとなっています。
そのためにも『学習の友』を活用し、労働者の立場にたった知識・知恵の学習を行いましょう。
経験のないことは勉強をして、理論武装し自分の力とする。闘う伝統を引き継ぎ発展させることで、後継者育成も成し遂げ世代交代を着実に進めていきましょう。
自交総連は運動を通じて「学習と組織の強化・拡大は表裏の関係にある」ことの教訓を大切に学習を重視して取り組んできました。
組織の強化・拡大のためには、学習と人づくり(幹部・活動家)を明確に位置づけ取り組んできました。幹部役員の力量アップなくして組織拡大はあり得ないということです。
『学習の友』の購読を通じて、職場に多くの(若き)幹部・活動家の養成(成長)をめざす。
「養成」の概念は=いわゆる「学習の環境の整備、学習の場の提供」という認識に立ちすすめること。
厳しく困難な情勢なだけに、今一番心がけなければならないのは労働組合の存在意義を示す位置づけと運動のあり方が重要といえます。
自らの組織の強化、幹部活動家の育成と並行して、組織化にとりくむ人材をどれだけ主体的に生みだすかが大きな鍵であり、今後の運動の方向を左右するといえます。
「人がいない、しかも人はたくさんいる」の名言を組織の活動指針とすることが重要といえます。
そのためにも、『勤労者通信大学の受講」とあわせ、『学習の友』の購読をぜひお薦めします。