『前衛』最新号に『改憲がもたらす戦争する国日本』が紹介されました。

　『前衛』2014年11月号に、自由法曹団・改憲阻止対策本部編著『改憲がもたらす戦争する国日本』の紹介が掲載されました。

　編集部のご厚意により、本ブログにも掲載致します。

　掲載にあたり、センテンスごとに改行、パラグラフごとに１行あけ、一部の漢字をひらがなに、数字は算用数字にしました。

 

＊＊＊以下、転載＊＊＊

 

　集団的自衛権を認める閣議決定などの解釈改憲を強行する安倍政権。
　本書は、反動的な正確を露骨にしている自民党が2012年４月に発表した「日本国憲法改正草案」を、壊憲を阻止しようとする法律家が批判した者です。

　自民党改憲案を読み解いた結果、みえてくるのはやはり、日本が戦争に参加することをとどめてきた憲法の歯止めを根本的に取り除きたいという自民党の欲望です。

　徴兵制にも道をひらく、現行憲法の「何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない」の削除・改変など、自民党案を一読しただけではわかりにくい、自由をも奪おうとする自民党の意図がよくわかります。
　これらの批判によって、逆に日本国憲法の有効性、意義をも照らしだします。

 

＊＊＊以上、転載＊＊＊

 

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