私のそばには、いつも『学習の友』がありました。
私は、18 歳で運輸省に入り、すぐに青年部の役員になって組合活動をはじめて、今年で41 年目を迎えます。22 年前に組合の専従役員になりましたが、私のそばには、職場にいたときから、いつも『学習の友』がありました。
『学習の友』は、企画・編集にたずさわるみなさんや執筆者の方々が知恵を出し合いながら工夫して、いかにわかりやすく読者のみなさんに読んでいただけるか、努力されています。その時々の情勢を分かりやすく解説し、労働運動の大切な課題や運動のすすめかたを丁寧に特集している『学習の友』は、いまでも大変、役にたち、読むたびにたたかう勇気がわいてきます。戦前は、治安警察法や治安維持法によって労働組合活動が弾圧されていましたが、戦後は、憲法で労働基本権が保障され、その権利を具体化するために労働組合法がつくられました。
職場で、仲間をふやし、力を合わせて要求を実現するうえでも『学習の友』は大きな力となってくれます。ぜひ、みなさんに『学習の友』の購読をおすすめします。