雑誌『経済』2014年2月号に、全労連・労働総研編『2014年 国民春闘白書』の紹介が掲載されました。
編集部のご厚意で、本ブログにも転載させていただくことになりました。
転載にあたって、読みやすくするためにセンテンスごとに改行し、一部の漢字をかなに、また読点を少し増やしました。
編集部のご厚意で、本ブログにも転載させていただくことになりました。
転載にあたって、読みやすくするためにセンテンスごとに改行し、一部の漢字をかなに、また読点を少し増やしました。
※以下、転載。
賃上げと雇用改善は喫緊の国民的課題であり、日本経済の健全な再生と発展に欠かせません。
まさに国民春闘の出番です。
ことしの『国民春闘白書』も、政治経済情勢の要点と関連データが満載です。
アベノミクスの「3本の矢」関連が新たな特徴です。
運動との関係も反映して、税と社会保障の一体改悪にかんする内容が2番目の柱になって、資料も充実しています。
たたかいの焦点に押し上げてきた大企業の内部留保関連資料もボリュームアップしており、勤労者家計と賃金、労働法制改悪をめぐる対決点も整理されています。
7年連続でワーキングプアと日本の富裕層182万人の対比(16、17㌻)も鮮やか。
春闘や職場、地域での学習や宣伝に役だつデータブックです。
※以上、転載。
なお同号には、山田敬男会長をはじめ、理事の石川康宏氏、俵義文氏らが参加する座談会「安倍政権 暴走と矛盾」が掲載されています。
同座談会は、発足から1年が過ぎた安倍政権の特徴と今後の課題について、「90年代以降の財界戦略と日米関係、歴史認識問題の展開をみながら、議論」しています。
やはり労教協の理事で勤通大経済学教科委員の友寄英隆氏の「日本資本主義の現段階をどうみるか」なども掲載されており、同号全体として政治経済情勢をグローバルかつ歴史的な動向をふまえて学習できる構成になっています。
『2014年 国民春闘白書』のご注文は書店または学習の友社まで。
電話03-5842-5641
FAX03-5842-5645