新刊紹介：『なにが目的か？ 国家公務員の解雇』

全労連・国公労連・全厚生闘争団編

『なにが目的か？　国家公務員の解雇─年金の安心を掘り崩す社会保険庁解体を問う』

 

 

　この間、国公労連・全厚生の仲間39人が、分限免職取り消しをもとめて人事院に申し立てをおこない、そのうち19人が裁判闘争にも立ち上がりました。

　私たちは旧社会保険庁の不当性を明らかにするとともに、政府にたいして全厚生の仲間を職場にもどすようもとめ、全国的な支援を呼びかけてきました。

　そしていま、人事院の判定が３月にもだされようとしています。

 

　このブックレットをつうじて、解雇濫用権を規制する法理をまもらせ、「解雇自由化」社会をつくらせてはならないと、みずからの生き様と将来をかけてたたかっている全厚生闘争団の仲間に、限りないご支援をよせていただくことを願っています。（全労連・大黒作治議長の関東メッセージより）

 

 

《目次》

 

【巻頭メッセージ】許すな「解雇自由化」社会、誰もが働き続けられる職場を（大黒作治）

解雇自由化の流れをストップさせよう（宮垣忠）

ともにたたかおう　全厚生闘争団への連帯メッセージ

　労働者の尊厳が守られる社会を　　JAL客乗原告団　斉藤良子

　勝手気ままな解雇は許さない　　JMIU 三木陵一

　雇用と地域経済を守る全国的な運動に　　自治労連　山口祐二

　正義はわれわれにある　　年金者組合　田島茂

社保庁分限免職処分に対するたたかいの到達点と課題　加藤健次

■合唱構成■「とどけよう！　39人のこえ」勝利して、笑顔を取り戻そう！　全厚生闘争団

現代日本の国家行財政ミステリー　社保庁解体の本質と政治的背景　永山利和

 

 

　定価600円

 

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