弊社刊行の山田善二郎著『日本近現代史のなかの救援運動』が、雑誌『経済』最新号(2012年9月号)に紹介されました。
編集部のご厚意で、紹介文を転載します。
なお転載にあたり、読みやすくするために改行を増やし、漢字とかなの表記を一部修正しました。
編集部のご厚意で、紹介文を転載します。
なお転載にあたり、読みやすくするために改行を増やし、漢字とかなの表記を一部修正しました。
※以下、紹介文
救援運動を軸に、日本の近現代史を振り返った書です。
国民救援会の専従を60年つづけてきた著者は、国家権力がしくんだ謀略など、弾圧事件や免罪事件に視点をあてて、時代を三つに区分します。
第一は、明治政府の成立から侵略戦争が敗北するまでの弾圧や人権侵害の時期、第二は、アメリカ占領下での弾圧や人権侵害事件と犠牲者救援運動、第三は、サンフランシスコ講和条約発効前後から今日に至る弾圧や人権侵害と犠牲者の救援運動の時期です。
しくまれた大逆事件、「3・15」「4・16」事件の公判闘争、下山・三鷹・松川事件と救援活動、白鳥事件のたたかい、ビラ配布弾圧事件、今日の救援運動など、人権と民主主義のたたかいの歴史がまとめられています。
お薦めの一冊です。
※以上、紹介文
本書は、すでに本ブログでもアナウンスしてきていますが、お膝元の『救援新聞』などでとりあげられ、また著者の山田氏自身が精力的に普及に努力してかださっていることもあり、おかげさまで注文の電話もけっこうきています。
2012年6月刊、定価1500円です。
ご注文は書店または学習の友社まで。
E-mail: gakusyu@po.jah.ne.jp
電話03-5842-5641
FAX03-5842-5645
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